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調べたきっかけはなんとなく

MLMって言葉を始めて聞いたとき
なんじゃそりゃ
って思ったんです。

その時はあまり詳しく調べようとは思わず
なんとなくさわりだけを調べて
ネットワークビジネスという言葉に行き着いたんですが
そんなのもあるのか~
って程度でした。

その後ネットワークビジネスではなく
ネットビジネスを始めた訳ですが
知り合いと話していて
また出てきたんですよ。
MLMという言葉が。

あれ?これってなんだっけ?
ってのがキッカケで
ソーセージとウインナーの違いを調べる
みたいな感覚で調べてみました。

そもそものMLM

MLMって何の略なのかというと
マルチレベルマーケティング
という言葉でした。

マルチというと
思い浮かぶ単語は
マルチ商法ですよね。
この言葉にはまったく
いい印象がないです。

それはそうで
悪の代名詞みたいに使われたりしますし
ネズミ講と同一視されたりもします。
その程度の知識しかないので
詳しく知りもせずに
詐欺的なやつだ!って思ってしまっていました。

でも違和感があるんですよね。
詐欺的なものだっていうなら
なんでいつまでも存在しているのか。
しかも一般人が参加している。
そして調べてみると歴史も長い。

なんか引っかかるものがあります。

だったらこの際
詳しく調べてみようと思ったんですよね。
そして結果的には調べて良かったです。

違いは広告費だった?

まずは結論として
MLMとかネットワークビジネスとか
ストック代理店ビジネスなどと言われる
この形態は
マーケティングに
CMを使うか
口コミを使うか
という違いだった訳です。

例えば
CMはタレントに契約料を支払う。
MLMは紹介者に分配金を支払う。
商品の値段には
広告料が含まれている。

という感じですね。

であれば
仕組み的には
なにも問題はないんじゃないか
と思いました。

よくよく考えてみれば
口コミの商売はたくさんあります。
誰かいたら紹介してよ!
なんてよくあります。

この世の中の
けっこうな部分が
人とのネットワークを
基軸にしているということに気付きます。

そうするとです。
逆に

なぜこれだけ勘違いされるほど
問題が起きてしまうのか

というところに興味がわきますよね。
だんだん興味が高まってきて
もちろん調べてみました。

騙されないために

調べた結果
よく言われる
詐欺的なマルチというやつには
特徴があったんです。

それを言う前に
マルチってそもそもネズミ講じゃないの?
とか思ってる人もいると思うんですが
そこは明確に違うので
押さえておきたいと思います。

ネズミ講というのは商品がないです。
ですから
マーケティングですらないのです。

お金だけが動くもので
法律でも禁じられているものです。

ですからこれはそもそも
マルチともまったくの別物です。
ここについては常識として押さえておきたいところです。

ではダメなマルチってどんなものなのでしょう。
その要素を私的にまとめると
➊商品がヘボい。
➋システムが搾取的。
➌在庫を抱えてしまう。
の3つと結論しました。

商品がヘボいのはダメ

こんなのは言うまでもないです。
100円の価値しか無い商品を
10000円で売ったら
よほどの需要がない限り
誰も納得しないですよね。

基本的には本人も愛用者として
商品を買い続けるのが基本になっているので
インチキ商品では
買い続ける気はしません。
自分で欲しくないものなので
他人に売るのも当然難しいです。
その人だっていらないものなのですから。

MLMでは
商品を長く使用してもらわないと
つまり商品の流通というものがないと
もちろんお金は入ってきません。
はじめから破綻している訳です。

だから短期でゴリ押しで
とにかく売って売って
儲けて逃げるということになります。

これはもう完全に詐欺です。
参加者は被害者になります。
会社を作った一部のメンバーだけが儲ける仕組みですね。

システムが搾取的

これは説明が難しいところですし
これを読んでいる方は
別にMLMについて
そこまで詳しく知りたい
という訳でもないかと思います。

ですから簡単に言うと
最初に始めた人だけが儲かるシステム
かどうかですね。
上にどんどん吸い上げられるシステム
これは当然自分の利益を増やせません。

単なる養分です。
それでもたくさん契約してもらえれば
当然利益が出るので
中には無理やり契約させるようなことも
あるらしいです。

いや、
被害受けた人に聞きましたので確実にあります。

これはすぐに消費者センター案件です。

そこまで行かなくても
どんな仕組みで
何人の紹介でいくらになるのか
何%の分配になるのか
これは確実に押さえたいところです。

どのタイミングで始めても
同じ様にすれば
同じお金がもらえる。

そんな仕組みでないとおかしいのですね。

在庫を抱えてしまう

これは物販もそうですが
不良在庫を抱えるようになったら
もうどうしようもなくなります。

次から次へと商品が届いて
処理しきる前に
次の商品が届いて
どんどん場所を圧迫していく
という悪循環で悩む人もいました。

ものを売るということであれば
ある程度は仕方ないのかも知れませんが

在庫を抱えずに済むシステムじゃないと
一般人が始めるには
ハードルが高いです。

しかも、方法論自体を
そもそも教えてもらえないことがあるようです。
自分で考えてやれよってことですね。

それは素人にはムリです。
それは在庫抱えます。
システムにも通じる話ですが
やり方を教えてもらえない環境なら
それは玄人の世界のものなので
手を出さない方がよさそうですね。

逆説的に浮かび上がる理想的なMLM

ここまで悪質なMLMについて考察してきました。
ということは
その逆なら
まっとうなMLMということになります。

なにしろ驚いたのは
ネットワークビジネス系の雑誌もあるのです。
この流通の仕組み自体は
まっとうなんですよね。

ではやる価値があるMLMについて
先ほどの3つの逆になるので
①商品が良い。
②システムが平等。
③在庫がほぼない。
の3つになります。

①はもう説明するまでもないです。
だいたいMLMの商品は
広告費や人件費を抑えているので
材料費などの割合が高く
比較的良い製品が多いと言われますね。
もちろんインチキじゃない会社はです。

②は、要するに先に始めても
後から始めても
同じ結果を目指すことができるというものです。
機会が平等ということですね。
紹介者によって偏らないように
やり方を教えてくれるシステム
いうならば勉強会などの
教育的な仕組みもあると理想的です。

③は第一に定期的に消費するものでないと
在庫を抱えますので
商品の種類ですね。
そして大きさや重さも関係してきます。
中には全く在庫を持つ必要がないものもあるようです。
在庫がなければ場所も圧迫されないので
一番いいですね。

細かく調べると
システムもいろいろあって
それはもちろん
個人の向き不向きに合わせたところでの
それぞれの判断になると思いますが
今回はあくまでも
一般人が素人から始めるに当たって
という目線での考察になります。

まとめ

知らないと判断を間違えるのは
もちろんどの分野でも変わりませんが
どうもMLMもそういったジャンルだったことが分かりました。
・ネズミ講とはまったく違う。
・まっとうな商売の方法論である。
・理想的なあり方が想定できる。

なんとなくの情報をもとに
自分で調べてもいないことに対して
物知り顔で批判してしまいがちですが

MLMとかネットワークビジネスとか
言葉自体に反応して頭から否定するのではなく
正しい知識をもって
判断していきたいものです。

今回は意外な結果になって
逆に調べて良かったと思いました。

ここまでお読みくださりありがとうございました。
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