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JC論:よい委員会の作り方

JCでは時として、経験が浅い中で委員長になることがあります。個人の成長の機会としては最高なのですが、経験の浅い委員長にあたった委員会メンバーにとってはどうでしょうか?最低限抑えておくポイントはたった4つです。

メンバーを知る

メンバーはどんなバックグラウンドを持つでしょうか?JCでの経験値はどのぐらいあるでしょうか?趣味は何でしょうか?宴会好きでしょうか?家庭環境はどうでしょうか?仕事はうまく行っていますか?

などなど、メンバーについてできる限りの情報を集めましょう。ただし、一人に聞いて判断してはいけません。色々な人に聞くのです。JCメンバーはお互いのことを非常によく知っています。ただし、主観は必ず入ります。多面的に人物を捉えましょう

目的を共有する

委員会の目的をメンバーと共有しましょう。そのためには、まず自分が目的を掴まなければなりません。ただし、お祭りをやるとか、例会をやるとか、キャンプをするというような、○○をする、というのは目的ではありません。それは手段です。「運動ってなあに」、や「議案の作り方」などを読んで、委員会の背景、目的を掴んでください。どうしても手法ありきの時は、「手法ありきのとき」を読んでください。

目的を理解できたら、わかりやすく、何度でも、メンバーに伝えましょう。またこの委員長同じこと言っているよ、とうんざりされるぐらいで構いません。ただし一回のスピーチでは一つのことだけを話しましょう。一度に全部を伝えようと思うと失敗します。

スケジュールを決める

1年間のスケジュールを決めましょう。そんな先のことはわからない、と思うかもしれませんが、1年間の委員会の日や活動する日を予定者のうちに決めてしまえばメンバーから協力を得やすくなります。そしてそのスケジュールをできるだけ維持しましょう。変えるときは必ず了解を取りましょう。その配慮が重要なのです

スタッフとよく話をする

スタッフと頻繁に話をしましょう。スタッフこそが委員長の味方です。スタッフを引き付けることができれば、そこからメンバーに広がります。メンバーには、泣き言や愚痴を言ってはいけませんが、スタッフには言っても構いません。できる限りコミュニケーションを増やしてください

たった4つを守る

委員会のカタチは様々です。どれが成功した委員会になるかは理事長でもわかりません。ただ、上記の4つが欠けると、委員会メンバーにとっていい委員会には絶対になりません。ぜひ4つを守って、あなたらしい委員会を築いてください。

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