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フォーディズム

みなさんは、「フォーディズム」という言葉をご存知でしょうか。
「フォーディズム」とは、あの自動車メーカー、フォードで大事にされている価値観です。

どんな価値観か紹介すると…
・大衆へのサービス精神
相手にするのは一部に限られる富裕層ではなく、一般的な大衆であること。
・利潤動機よりも賃金動機
企業として儲けることよりも、従業員により多くの報酬を支払うということを主たる動機とすること。

この2点が、経営に重要な要素だとされ、いまに受け継がれているそうです。

一般的に後発の会社は、先発の会社が手を付けないニッチなところを狙うのが定石。
これは私たちも同じ考えです。
しかし、多くの人のための会社を目指すという方向性は非常に重要だと考えています。
それは、私たちの会社が、今後「規模の経済」を活かしていくために、もっと規模を追いかける上で、ターゲットは多くあるべきです。

2つ目の利潤動機よりも賃金動機というものは、ぜひ私たちの会社でも、なんとかして実現したい要素です。
お客様には、ある一定の品質を保ちつつ、安価にサービスを提供し、社員には報酬をしっかり払う。
そうした会社をつくっていきたいと思います。

あまりに教育現場は、現場で働く人の「良心」に頼りすぎていると思います。
それは、いまの私たちもまだまだです。
でも、それでは、働きやすい会社にはなれないし、組織力も伸びていかない。
現場が無理をしても、いくら家庭が多く支払っても、思うように利益が伸びず、報酬を支払う原資もない。
みんな貧しくなってしまうモデルです。

そうした中、私たちはそのモデルを壊しにいきます。
だから、それぞれがその変化の一端を担う覚悟で、全員でその変化をつくっていきましょう。

手に入れた利益を元に、貢献に適正な報酬を支払う。
正しく利益を追い、お客様にも貢献する。
そうした組織づくりを改めて進めていきたいものです。

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