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#35 妹としての使命に気が付いた日

飽きることなく続く、ラップバトル愛。
DOTOMAから寿君。寿君からミメイ。(きっとミーハー路線を走っている気がする)好きは移ろうものではあるが、ミメイのラップバトルはずっとチェックしている。
彼は玄人ラッパー達にボコボコに言われても、高度なスキルと漢気で立ち向かうところが好きで、観る度に感動している。強い相手と戦う時ほど、スキルフルな韻を踏むのだが、これがまたアツイ。いつか生バトルを観たいものである。

そんな中、そのミメイが審査員を行うDis4uというバトル大会で溝上たんぼというラッパーを発見した。
どうやら彼は芸人とラッパーの、二足の草鞋を履いているらしい。
ラップは上手いし、声もいい。
何故だか彼のラップに惹かれて、ちょくちょくチェックしている。

今日も仕事終わりに、Youtubeを開いたら溝上たんぼがトップに出てきた。
写真を見て見つめること数秒。
彼が誰かに似ていることに気が付いた。そう、私の兄である。
坊主にメガネ。ひょろっとした風貌。そう、私の兄である。
兄であると思うと、兄にしか見えてこない。
むしろ、兄と無意識に認識していたからこそ、溝上たんぼが気になっていたのかもしれない。

以前、沖縄県知事であった島田叡のドキュメンタリーを観て、あまりにも兄にそっくりで母にメッセージを送った。その時に感動に再会したように、今日また兄のドッペルゲンガーに気が付いてしまったのだ。

ドッペルゲンガーに出会うと死んでしまうなんてのを耳にしたことがあるので、兄には溝上たんぼの存在を悟られてはいけない。

妹として、世に蔓延る兄のドッペルゲンガーから、兄を密かに守ると決意したのでした。(大嘘)

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