ちょいと前のこと。
休憩中に私がヤンキー座りをしていて、「これが一番落ち着くんですよね～」と放った一言でヤンキーだったのかと思われてしまう（個人的な）プチ事件があった。
ヤンキーには申し訳ないくらいの程遠い人種なのにも関わらず、ヤンキーの残り香を漂わせたのはなぜなのだろうと後で悶々と考え込んだ。

結果的には、家のテーブルがとんでもなく低いため、いつもヤンキー座りをしながらパソコン作業をしていたためであった。家に帰ってから自然体でこの姿勢をとっていて、そこではっとして気が付いた。
家の床が冷たいので、なるべく身体との距離をとるための苦肉の策である。（座布団などという文明の利器に関する意見はここでは受けつけない。）習慣とは恐ろしいものである。習慣が人を作るとよく巷で耳にするが、その一例が今回の私の座り方である。

そういえば、幼い時から兄の影響で男勝りなわんぱくっ子だった為、お店に行って店員さんから座り方を注意され、「女の子でしょ！」と怒られていたりした。今もあまり変わっていない説は否めないが、色あせないこの想い出と共に、あの店員さんには今も感謝をしている。

大学時代には化粧っ毛ゼロで大学に行っていた。当時同じクラスでバイトも一緒の仲のいい男子から、「化粧とか、、せめて眉毛書いたら？」とアドバイスをもらい、やっとこさ重い腰を上げた。
バカの一つ覚えのように【とにかく顔に塗る！】をスローガンを元に、こだわりは特にないが、今でも化粧に勤しむ毎日である。
色あせないこの想い出と共に、あの友人さんには今も感謝をしている。

私の周りの男性の方が、私よりも世間的な女性を分かっているのだから、アドバイスをもらえてよかったと心からそう思っている。

型にはまりすぎる必要はないが、型をある程度知ることができたらそれでいいと、個人的にはそう思う。
そして今回はヤンキーの型まで開拓できたので、人生の幅がまた広がった気がする今日この頃。