noteで人気があった旅の記事ベスト8は?
noteで人気だった旅記事のベスト8を発表します。これらはすべて、noteの今日の注目記事に選んでいただいた旅行記事です。ランキングはスキの数ではなく、ビュー数で決めました。
ただの旅好き社会人大学生
その前に簡単に自己紹介します。わたしは旅とブンガクをこよなく愛するただの社会人大学生です。本業はドレス作家なので、衣装をめぐる旅(いとへんの旅)や、ブンガク、美術館や博物館をめぐる旅をしています。
旅の記事を書こうと2019年に始めたnoteでしたが、2020年になって旅ができなくなり、(ついでに仕事もなくなり)じゃあ今のうちにと思って通信制大学に入って文芸と博物館学芸員資格の勉強を始めました。そのためしばらくは学問や本業のドレスの仕事の記事を書くことが多かったのですが、最近は旅がしやすくなってきたので、また旅の記事を書けるようになってきました。うれしい。(あ、おかげさまで仕事も復活してきました)
今まで海外にばかり目を向けていましたが、最近ではすっかり国内旅行の楽しさに目覚め、日本史も勉強しはじめました。こんな素晴らしい所、おもしろいことがこんなに近場(国内)にあったんだ! と感動の日々です。
それではさっそく、人気記事ランキングに行ってみましょう。
第8位 東北のあの街の意外な一面?
それでは、第8位です。
【青森・弘前レトロ建築めぐりの旅】なぜ弘前には洋館がきれいに残っているのか?
青森県弘前市の「建築めぐり」の旅が第8位でした。
西日本に生まれ育ったわたしは、弘前がどんな街なのか、行く前にはあまりイメージできていませんでした。旅の目的は「こぎん刺し」でした。(※こぎん刺しとは青森県津軽に伝わる伝統的な刺し子のことです)
ところが行ってみてびっくり。弘前市には大好きなレトロ建築がいっぱい。しかもきれいな状態で「まるごと」残されていることに感動し、なぜこんなに洋館があるのか、どうしてこんなにきれいに残されているのかを、現地の資料や文献、現地の方の意見もまじえて、わたしなりに考えて書いたnoteです。
写真にもちょっとこだわっています。(ゴシック様式の建築はゴシックロマンス調に加工したりとか)
建築は好きだけど、知識はまったくなくて、昔の彼氏が建築学科だったくらいの知識だけど(それは知識とは言えない)、だからこそいろいろ調べて書くのは楽しかったです。
第7位 行き先がわからないのがスリルよね
第7位はこちら。
行き先はサイコロ任せ|JRサイコロきっぷで「運命のまち」へ旅をした。
サイコロきっぷやJALのどこかにマイルなどの、「どこに行くのかわからない旅」シリーズはやっぱり人気がありますね。
これらは「行き先が決まるまでが楽しい」という一面があるので、それをいっしょに楽しんでもらうような書き方をしてみました。
ワクワクしていただけましたか?
さて、わたしはどこへ旅に出たのでしょうか。
第6位 一本の電話からはじまった美術館
続きまして第6位です!
青森は2泊3日で昨年の「全国旅行支援制度」を利用して行きました。弘前市と青森市にしか行けていないのだけど、いろいろな切り口で語ることのできる面白い県だと思います。でも縄文や、こぎん刺し、文化のことなど、まだまだ調べ足りないことがいっぱいあるので近いうちにまた行きたいです。どうか呼ばれますように。(縄文土器のレポート書かなきゃいけないし)
この記事では、「美術館」と「奈良美智」をテーマにして書いています。そうそう、青森県弘前市は奈良美智氏の出身地だったんですね。
この時期は大学で履修している博物館学芸員資格のことで悩んでいたときで(いまも悩んでいるけど)、でもこの展示を見て感動して泣いてしまったのです。読み返したらいまも泣ける。
勉強に悩みはつきものだけど、それでも美術館に感動できるじぶんを信じてみようと思って書いたnoteです。
第5位 これはもう呼ばれたとしか思えない
第5位の発表です!
おお〜、ここで出ましたか。文学フリマで発売された短篇集に掲載されるなど、いろいろと話題になっていた記事なので、もう少し上位かと思っていました。この記事は、note編集部のツイッターでもコメントつきで紹介してもらってうれしかったです。
ほんとにね、文学を学んでいるわたしが同じ年にそれぞれ別の用事で三鷹と津軽に行くなんて、これはもう呼ばれたとしか思えないのです。
しかも、三鷹のお客さま(花嫁さま)の結婚式のあと、東京で打ち合わせさせてもらったべつの花嫁さまも三鷹のご出身で、「これはいったいどうなっている?」と思ったものです。
それで伊丹空港に帰ったら帰ったで、手荷物受け取り場所には太宰好きを公言されている芥川賞作家の又吉直樹氏のポスターがどどん、と。
いろいろと(勝手に)ご縁を感じた旅でした。それと、世の中には太宰治を好きな人がいっぱいいるんだなあと改めて思った次第です。
そして最近、文学フリマで販売された短篇集を読んでくださった方から、うれしい感想が届きました。
う、うれしい。
ちなみに、掲載された文章はこのnoteをもとに短篇集用に編集していただいたものです。
▼ご紹介いただいた記事
第4位 ミステリーツアー感が大人気
「どこかにマイル」とは、JALのマイレージ会員サービスの特典航空券のことで、候補地の中からどこへ行くかはわからないけれど、通常よりもおトクなマイルで旅が出てしまうサービスのことです。このことを書いた記事が第4位になりました。
実際は申し込んでから3日以内には行き先が案内されるのですが、noteの読者の方にもいっしょにドキドキ感を味わっていただきたくて、あえて「わたしはいったいどこへ向かっているんでしょーか?」という感じで記事を書きました。
これがきっとみなさんに楽しんでもらえた理由なのではないでしょうか。今年もどこかに行きたいな〜。そのときはまた記事にしますね! いっしょにドキドキしましょう!
そしてわたしはこの旅をきっかけに、とあるマンガの虜になってしまいまして、はじめての「推し」もできまして、聖地巡礼の旅のおもしろさに目覚めてしまったのです。
さて、その行き先とはどこでしょう。
ヒント
とあるマンガ作品の聖地となっております
その作品を利用した「コンテンツ・ツーリズム」や「博物館」とのコラボなど、地域をあげての施策によって博物館業界でも話題になりました。(「博物館研究」という業界誌に掲載)
「衣装をめぐる旅」も存分に楽しむことができました
とにかく広い!
第3位 こちらも聖地巡礼!
いよいよベスト3の発表です。第3位は、
「映画けいおん!」の聖地の学校で、放課後ティータイムを過ごした話
でした!
「青春18きっぷ」を利用して、神戸から日帰りで滋賀県近江八幡〜豊郷町〜彦根を旅しました。
この記事は大人気アニメの「けいおん!」の影響のおかげでたくさん読んでもらえたのだと思います。twitterでもシェアしていただけました。
ただ単にアニメの聖地を訪れたというだけでなく、じぶんの友達や放課後の思い出もたっぷり濃いめに書いています。そうすることで、読んでくださったひとの放課後の思い出も、この時間の感覚がない不思議な教室のなかで共有できたらいいなあと思って書きました。
あとね、ずっとずっと、「ありがとう」って言いたかった。どこかで届きますように。
第2位 衣装(本業)の旅がランクイン
第2位には本業である衣装関係の記事がランクインしました。
衣装をめぐる旅|ナーナイの花嫁衣装がかわいすぎてもう|北海道立北方民族博物館
この衣装がほんっとにかわいかったんですよ。衣装について語り始めると、わたしとにかくしつこいんですけど、それにものすごく長くなるんですけど、それをいつも温かい目で見守ってくださるnoteのひとたち、やさしすぎます。
なんて素敵な世界なんだ。
この記事でわたしは衣装だけじゃなく、例のマンガについてもあつく語っていますね。けっきょくそこに結びつけるんかい。
そして、いよいよ第1位は!
第1位 あの文豪の、あの街へ
第1位は、
旅とブンガク|城崎にて城の崎にて でした!
渋っ。
え〜これも意外。けっこうみんな渋いとこ行きますね。
旅とブンガク|太宰治に呼ばれて東京・三鷹と青森・津軽へでも書きましたが、太宰が『津軽』で悪口を言っていた作家というのが、この「志賀直哉」だと言われているのですが…。
悪口っていうよりも、のび太が出木杉くんに対して「チェっ! みんなアイツばっかり褒めてさ、つまんな〜い」と小石を蹴りながら言っているようなものだったのに、なんかおおごとになったみたいですよね。大変だなあ。
そんな「出木杉くん」な志賀直哉の作品、馴染みのある作品ですが、城崎で『城の崎にて』を読んでみたらしみじみよかったです。他の作品も素晴らしかった。
城崎は温泉もいいし、風情があるし、カフェやお店も魅力的だし、本の似合うオススメの旅先です。
ベスト8、いかがでしたでしょうか?
行き先別としては
8位 青森県弘前市
7位 兵庫県
6位 青森県(弘前市と青森市)
5位 東京都三鷹市、青森県津軽地方
4位 北海道
3位 滋賀県
2位 北海道
1位 兵庫県
ということになりました。
行き先、というよりはみなさんテーマで読んでくださっているのでしょうか。
たくさん読んでいただいてありがとうございます。 スキもコメントもすごくうれしいです。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ああ、旅に出たいな〜。
うずうず。
大学のテストと、ドレスの仕事がひと段落するまで我慢我慢です。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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↑こちらの有料記事では、これらの人気記事の共通点を探してみて、じぶんなりに気づいたことを書いています。また、わたしがnoteで旅エッセイを書くときに意識していることなども書きました。何かの参考にしてもらえるとうれしいです。
ドレスの仕立て屋タケチヒロミです。 日本各地の布をめぐる「いとへんの旅」を、大学院の研究としてすることになりました! 研究にはお金がかかります💦いただいたサポートはありがたく、研究の旅の費用に使わせていただきます!