昨日予約をした葬祭場に、母と妹とともに行きました。

霊柩車が止まっていて、
ちょうどこれから火葬場に向かうようでした。

私たちの予約は１４時ですが、
１３時から式が入っていると言われていたので
それがまだ終わっていなかったのでしょう。

邪魔になってはいけないので
どうしようかとウロウロしていたところ、
昨夜電話対応してくださった方が出てきて、
「すみませんが、こちらでお待ちください」
と案内してくださいました。

流れている厳かな音楽を聴きながら、
「私たちの時もあんな感じになるのかな」
などと考えていました。

ほどなくして部屋に通され、
担当の方から丁寧な説明を受けました。

お通夜から初七日まで、
全て入っている家族葬のセットプランです。

よく分からないところは
妹がばしばし聞いてくれました。
妹は義父のお葬式を経験しています。
やはり経験者は違う！！

ごく親しい身内だけでするので、
とにかく堅苦しい感じにしたくない、
と私たちの思いを妹が話してくれます。

「お通夜も、私たちだけとかでもいいんですか？」
「もちろん大丈夫ですよ。
　そうされる方もいらっしゃいます」
「そうなんですか！それがいいです！」

考えたら、お通夜は私たちだけで十分です。
車で１時間以上かかるところから来てくれる
（予定の）親戚もいるので、
何度も来てもらうのは気の毒です。

そこで、お葬式だけ、
親戚には来てもらうことにしました。

また、お斎等の飲食はどうしているか聞きました。
コロナのため、
お昼を食べてきてもらってお葬式をし、
初七日をしたあとはお弁当を持って帰ってもらうか、
別の場所でお食事をしているとのこと。

これは後で妹と相談することにしました。

とにかくセットプランの中に全て入っているので、
電話一本すればすぐ動いてくださる、
ということに３人とも安心しました。

一通り説明が終わったところで、
お部屋を見せていただきました。

写真で見たよりもすごく素敵で、
もう、ホテルみたい！
いや、そんじょそこらのホテルより立派です✨

ここでなら、父とゆっくりお別れができそう、
そのように感じました。

涙もろい母は、
「まあ、こんなに立派で・・・」
と、すでに涙ぐんでいます(^_^;)

９９％ここでいいなと思いつつも決定はせず、
あとで妹が連絡することにして
葬祭場を後にしました。

車の中で３人で協議し、
「もう、ここでいいね」
ということになりました。

すると母が時刻を聞き、
父の面会に行きたいと言いだしました。
気持ちは分かるので、
すぐ病院に予約の電話を入れました。

妹は実家に荷物を取りに行って、
そのあとK市に帰ると言います。
妹は首のヘルニアを患っていますが、
最近のばたばたで調子が悪いようなのです。

そこで妹を実家に送り届け、
母を連れて病院へ向かいました。

今日の父も穏やかでした。
昨日はほとんどしゃべりませんでしたが、
今日はいろいろしゃべってくれました。

何のことを言っているのかはよく分かりません。
が、母は
「大丈夫よ」
といいながら優しく父の頭をなでています。

私は・・・だめですね。
何か言おうとすると涙が出そうになるので、
あまり話せません。

それでも、父の穏やかな笑顔を見られるのが
嬉しい・・・。

次の予約が入っていたので、
２０分たったところで時間を告げられ、
母を施設に送り届けました。

帰りに駅近くのスーパーで買い物をしていたところ、
元同僚と、高校時代の同級生に会いました（同業）。

「お久しぶりです！急に退職されたから、
　何があったのかな？どうしてるのかな？
　って気になっていたのよ」
と元同僚。

「さっきこそ（同級生の）○君と、
　竹田先生（父のこと）に会いに行きたいね、
　って話してたところなのよ。
　私、竹田先生のファンクラブだったから」
と同級生。

そこで二人に、ざくっと退職した経過と現状を話しました。
二人とも驚いていました。

私もこの１年で、
ここまで父の状態が悪化するとは思ってもいませんでした。
本当に、先のことは分からないものですね。

夜は妹と、またいろいろな打ち合わせ。

明日は母を、整形外科へ連れて行きます。