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【わたしとTAKEFU vol.13】寄り添う


寄り添う

vol.13 Staff M



今回は、TAKEFUファンから社員となって長いMさんにお話を伺いました。ジブリ作品に出てきそうな、小柄で可愛らしいMさん。所謂"オーガニック"な生活をされているイメージがあるのですが、お話を伺っていくうちにそこにはMさんの大切にされている信念が見えてきました。

―TAKEFUで働かれて何年ぐらいですか?

M「覚えていないです(笑)。元々は北海道でTAKEFUを販売していました。」

―そうなのですね!どういったお店だったのですか?

M「お店ではなくて整体業で、昔販売されていたTAKEFUのタオルケットをベッドに敷いてショールをかけて施術をしていました。整体に来られる方は体調を崩している方が多いので、その中でも必要な方にはこれがTAKEFUだよ、と紹介をしていました。」


―そこから販売するという流れになったのですね。

M「はい。例えば整体に通うと一回4,000円から5,000円かかります。TAKEFUを気に入って下さった方にはセルフケアもしながら寝る時にはTAKEFUを使ったりなど、自分の健康維持の一環として提案もしていました。」

―毎月整体や病院に通うことは時間的にも金銭的に厳しいじゃないですか。だからそういった日常からのアドバイスをいただけるのはありがたいですよね。Mさんが整体師の資格をお持ちだったこと、知りませんでした!そういえばヨガのインストラクターの資格もお持ちですよね?


M「ヨガのインストラクターの資格はコロナ禍で取りました。」


―この間、私の体が硬くなってこってしまった時にMさんが少しマッサージをしてくれて体が楽になったのですが…そういうことだったのですね!TAKEFUとの出会いを教えてください。

M「友達がTAKEFUのファンで紹介してくれました。整体の施術でTAKEFUを使いたいと思いTAKEFUを購入しました。ある日、胸のチャクラ(ヨガではエネルギーポイント)が突然動き出して落ち着かない状態になりました。こういう時の対処療法が分からず、普段薬も飲みません。そんな時にTAKEFUだけがありました。

TAKEFUにくるまって寝てみようと思い、タオルケットとショールで寝たら次の日はいつもの体調に戻っており、びっくりしました。そんな経験から自然とTAKEFUのことをお話していました。TAKEFUのタオルケットなどで助けられたお礼を伝えたくて相田社長にFacebookでメッセージをしたんです。その後、北海道のお話会で相田社長と直接お会いできました。」


―お話をお伺いしているとMさんとTAKEFUの出会いは必然のように感じられます。具合が悪くなった時にTAKEFUを使おうと思ったきっかけはお友達のおすすめですか?


M「いいえ。整体師ではあるけど、そういうことに関する知識がありませんでした。たまたまそばにあったのがTAKEFUでした。自分もタオルケットとショールで寝てみようと思い試したらよくなりました。その頃、TAKEFUの着る物はまだ持っていなかったですね。」

TAKEFU清布(すがしぬの)ショール


ーショールは寝る時にどのように使ったのですか?

M「タオルケットで覆えない首元や頭のあたりに当てました。」

―一日で変化があったのでしょうか?

M「はい、一晩でよくなりました。もちろん着る物もいいですが、何がオススメ?と聞かれるとそんな体験からタオルケットをご案内していました。
寝ている時間って一日の中で長いし毎日のことなので、とても大事だと思います。整体院には、体調を崩されている方が来られるので、そういった方から今までと体調が全然違う!と嬉しいお言葉をいただきました。」


―どんな睡眠を取れたかで次の日の一日のコンディションが決まりますよね。私もタオルケットが再販されたとき購入して、今タオルケットの上に布団をかけて寝ていますが、起きたら布団は端に追いやられていてタオルケットだけにくるまれています(笑)。

無意識に気持ちのいい物を選んでいますね。今現在、タオルケットは販売されていませんが添布やシーツや布団掛けカバー、ピローケースと寝具類が揃っています。またワイドバスタオルはかなり大きいので寝具としてもご使用可能です。


M「私も添布を両親にプレゼントしました。翌朝、父は「あたたかい」とびっくりしていました。母はあたたかさは分からなかったみたいですが、気持ちよかったようです。」


―Mさんにとって良質な睡眠をとることを生活する上で一番重視されているのですか?

M「健康に元気で暮らす上で、良質な睡眠も大事な事です。それでTAKEFUに包まれて眠っています。私がTAKEFU大好きなこともあり、遊びに来た友達がTAKEFUに包まれて気持ちよくて、帰れなくなる、やばいーって言うこともあります(笑)。」


―今、寝具類は何を愛用されていますか?

M「フラットシーツと掛け布団カバーと、その時々でタオルケットを使っています。出張の時はWサイズの清布ガーゼショールを持っていきます。」

―Mさんは着る物より、かける物をTAKEFUでは多くお持ちですか?

M「下着やTシャツ類、リラックスパンツも使っています。」


―では、話は戻りますがそこからTAKEFUで働くために北海道から上京されたのですか?

M「そうです。相田社長の想いで、ただ物を作るのではなくて物に想いがこもり、想いを分かってくれる人に携わってもらいたいというお話をいただきました。自分もそういうことを大事に感じていました。今の医療は何か違うということを准看護師として働いていた頃感じていました。」



TAKEFUガーゼ守布(mamorinuno)


―看護師もやられていたのですね!

M「病院で働いていたこともありました。今の医療は、例えば、咳が出たら原因には対処をせず、咳を止める薬を出して終わるケースが多いです。でも咳が出るということは悪いものを体から出そうとしている反応でもあります。病院に来る人が早く治したいということもあります。一時的にはいいかもしれませんが、根本の原因が解決できていないので、だんだん薬を飲んでも以前の様に効かなくなる方もおられます。

私の整体では、揉むだけではなく、体操を教えたり、普段の姿勢や生活から気をつけてもらったりなど、アドバイスをしていました。自分の健康は自分で守る。そのために日常の生活を気をつけたり、体操をしたり、セルフケアすることも大事な事です。整体でお金を使うより、友達と美味しいごはんに行ったりと、もっと楽しい事でお金を使って元気で楽しい生活をしてもらえることが私の一番の想いでもあります。

お金の使い方はお客さんの自由です。私は来てもらったらそれなりに儲かるのでありがたいけれど(笑)、でも自分としても皆さんが元気に暮らしていただけたら、私も嬉しいです。周りの人も楽しくなりますよね。」


―根本の問題から目をそらし誤魔化し誤魔化され、なんとかやってきている風潮が今の時代にはあると思います。Mさんのそういった想いを一人一人持てば変わることもありそうですよね。Mさんはもともと体に興味があって整体や看護の資格を取られたのですか?


M「もともと按摩や、触るだけで人の体は変化する、ということに興味がありました。あと、寄り添うということ。辛い時に一人で孤独でいるより、ただ傍に人がいるだけで癒されることもあります。TAKEFUのカタログにも書いてあるでしょ?その言葉のようなことが、医療面でやりたかったことでもありました。」


―相田社長の"人が最も痛み苦しむその時に、そっと傷に寄り添い、ただ快癒を祈る一枚のガーゼ"という言葉ですね。

M「点滴する時でもただ針を刺すだけではなく、「ごめんね、今から刺すからね。」と撫でてあげたり、「頑張ってね」と肩を触ったり。"寄り添う"ってこと。針を刺されることは痛いことだけど、それだけで刺される人の気持ちも変わります。」


―TAKEFUと思いが一緒だったのですね。

M「一緒でした。TAKEFUって薬と違って自分の体が良い方に勝手に働いてくれて。TAKEFUを着ていたら体が緩んで元気になる、血流がよくなったとか。TAKEFUを着て悪かったという話、聞かないでしょ?」


―そうですね、アドバイスもいただきますが製品がよりよくなるポジティブなご意見が多いです。実際に使っていただき実感していただいたお言葉はありがたいですね。TAKEFUが必要な方に届いているんだなと嬉しく思います。Mさんご自身、体は元気な方でしょうか?


M「今は元気な方だと思っています。子供の時は体温が35℃台で、20代の時は頭痛など辛く大変でした。整体師として働き始めてお客様の体調改善のため姿勢がどうなったら変わるか、どう改善するか、そのためにはどう伝えたら良いか、自分でやっているうちに体温が上がって、今は36℃台になりました。」

―私も子供の時から最近までずっと35℃台でした。生理の時は特に低くて。でもいつの間にか36℃台になりました。TAKEFUで働くようになって意識が変わったおかげかもしれません。

M「意外に体はしんどくても気付いていない方もおられます。運動をしていたから筋肉で、なんとか保っていけたのかもしれません。
スポーツで無理しすぎて血流が悪くなって、家に帰ったらTAKEFUで体を緩ませることができて助けられている、って友達もいました。」



―では食生活で気をつけていることはありますか?

M「私はベジタリアンで、それが自分の体に合っているようです。」

―何がきっかけでベジタリアンになったのですか?

M「もともと、魚や肉より冷奴を好む子供でした。調味料は塩味が好きでした。子供が好きそうなケチャップやソースは嫌いでした。」

―給食とか大変ですね!

M「ねぇ!どうしていたんだろう!もう覚えてないけど(笑)。自分で料理をするときは、コロッケもソースをかけなくてすむぐらい下味をつけていました。」

―シンプルな味が好きだったのですね。

M「大人になるにつれて食べなくてはいけない場面が多くなり食べられるようになりました。お菓子もあまり食べていなかった時もありました。
友達になんでお菓子食べないの?と言われて、そうか普通は食べるかって(笑)。それでも体温は低かったです。」

―魚や肉が体に合わないって気づいたのは何がきっかけだったのですか?

M「食べると胃が重くなるのは感じていました。一番気づいたきっかけは、玄米を食べ始めてからです。肉が体に合わないというのが分かって、そのうち魚も食べなくなりました。昔は、お寿司もタコやイカは好きでしたが、気付いたら玉子しか食べられなくなりました。でもお寿司の玉子焼きは甘いから嫌いだったの(笑)。玄米を食べだして、食の嗜好も変わり、体が楽になりました。」


―ベジタリアンになって何年ですか?

M「ベジタリアンになったのは十年くらい前です。」

―では野菜中心の食事ですか?

M「はい!でもそんなに体弱く見えないでしょ?」

―そうですね!むしろ体力がある方に見えます!人それぞれ合う、合わないがありますね。やはり外食より自炊される方が多いですか?

M「出汁にも魚や肉が入っているので外食することは少ないです。私はベジタリアンだけど何でも喜んで食べるのが一番だと思います。健康的なものを汚い部屋で食べるのと、野原でファーストフードを食べるのではどちらが健康にいいと思いますか?健康に良いからってガチガチになって心配して暮らすよりも、体に良くないものでも皆でわいわい食べる方がいいですよね。」


―誰と食べるか、どこで食べるかで、同じ食べ物でも美味しさって変わりますよね。自分で握ったおにぎりより、人に握ってもらったおにぎりの方が断然美味しく感じます(笑)。


M「料理は作り手の心も入るし、色んな要素があるように思います。」



―では、今TAKEFUでお気に入りの商品を教えて下さい。

M「やっぱりお世話になっているのは寝具や清布ガーゼショールです。」

―寝具は一年中TAKEFUですか?

M「はい。冬は羽根布団にTAKEFUの掛け布団カバーで十分暖かいです。アクリル毛布だと静電気で目が覚めてしまったこともあります。出先でそういう時、ショールをかけてくるまっています。」

―毛布を使わなくても寒くないのですね。

M「十分暖かいです。シーツはTAKEFUで、季節によって昔販売されていたタオルケットを使ったり羽根布団を使いますが掛け布団カバーはTAKEFUです。
肌に触れている部分はTAKEFUで覆われています。北海道にいる時、寒くて朝方冷えて目が覚めることがありました。TAKEFUのタオルケットを使ったら目が覚めなくて冷えも感じずびっくりしました!」

―TAKEFUで寝具を揃えてから睡眠で困ることはないですか?

M「ないです、眠りの深さも変わったように思います。」

―では最後になりますが、気持ちのいい生活をするために心がけていることはありますか?

M「朝起きて窓を開けて、少し体を動かして深呼吸をして、朝日を浴びること。」


"自分に厳しく、人に優しく"という言葉がありますが、Mさんのお話を伺っていると、"自分に優しく、人に優しく"という言葉が思い浮かびました。
案外"自分に優しく"というのは出来ていない方が多いのではないのでしょうか?
そしてTAKEFUの商品というのは"自分に優しく"への一つでもあるなと改めて感じました。目まぐるしく過ぎる毎日にTAKEFUは自分に優しく寄り添ってくれます。
TAKEFUがご自身の体に耳を傾けるきっかけとなればいいなと思います。



インタビュアー・たまねぎ
1993年生まれ。ナファ生活研究所直営店 Shop of TAKEFU "eau" 勤務。
座右の銘は、「死にはしない」。趣味は舞台鑑賞、かき氷屋巡り。好奇心が旺盛。
TAKEFUのお気に入りアイテムは、スパッツ(10分丈)、ソフトフィットはらまき。


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