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明日の世界を手に入れる

このマガジンではスペキュラティブデザイン(問題提起をするデザイン)を中心としたこれから起こりうる未来予測に関する内容を中心とした記事集です。自己投資や自助努力が求めらる時代に、何… もっと読む
このマガジンでは私竹鼻良文が10年以上かけて積み上げてきた経験と知見を駆使し、未来予測や独自コンテ… もっと詳しく
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これで、最後です...本当にありがとうございました。(冒頭に購読者様にお願いがあります)

[重要なお知らせです!!]手続きのミスにより、本定期購読マガジンの停止が来月9月30日となってしまいました。誠に申し訳ありませんが、ご自身で8月31日(月)までに解約のほど何卒よろしくお願いいたします。もし、解約が間に合わないなどありましたら、過去の有料記事を無料プレゼントさせていただきます。その場合、メールアドレス(crazytankmail@gmail.com)までお自身のメールアドレスをお送りください。 プレゼント記事は以下です。 何卒よろしくお願いいたします。

チームは“相手を想う”ことからはじまる

子どもたちがくれた笑顔が僕自身を変えた 僕には2人の子どもがいる。常に2人の子どもの幸せを願ってはいるが、生まれてすぐの頃、とても不安に感じていたことがあった。 それは、僕自身、心から笑うことが苦手だったことだ。 その理由については割愛するが、「子どもが親の背中を見て育つ」という言葉を聞くたびに、僕の子どもたちが、親(僕)から心からの笑顔を与えられずに育ってしまうことが怖かった。 そこで僕は、上の子が生まれたときに、無理やりにでも笑顔を作ろうと努力をし続けた。 それは

既視感のあるデザインが死ぬ理由

残り3記事となった定期購読マガジン...。 実は何度も書いては消し、書いては消しを繰り返し、もうすでに今の時点で8月もあと10日を切ってしまいました...。 自分が普段どれだけ好きに記事を書いてこなかったか、読んでくださる方々の気持ちを汲みながら書いてきたのかがよく分かりました。ただ、それが悪いことではなく、「読まれる」というのは価値であって、本当に感謝するべきことだったとも感じています。そして、読んでくださることがわかるからこそ、ここまで書き続けられてきました。 でも

ご報告-心残りをやりきります-

定期購読マガジン「明日の世界を手に入れる」を購買してくださっている皆様にこの度ご報告があります。

東急ハンズを、世界で勝負するデザイナー・竹鼻良文と歩いてみたら

前回記事「ハンズと手を組み続けて18年。誰でも世界のデザインに挑戦できるお話」にて、ハンズ玄人の竹鼻さんが、世界で勝負をするデザインやものづくりにおいて東急ハンズという場所がいかにすばらしいのか、みなさまに伝わったとは思いますが・・・ 定期購読を読んでいただいている方のなかには、「自分はデザイナーでもないし、ものづくりなんてやれないだろう」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。わたしもまさにそうでした。しかし、クレイジータンクの活動を通じて、竹鼻さんから以下のような話を聞

ハンズと手を組み続けて18年。誰でも世界のデザインに挑戦できるお話

僕はこれまで、建築家、デザイナー、まちづくり、アーティストなど多くの分野で仕事をしてきました。まとめるとクリエイターと呼ばれる職業になると思います。建築では、日本建築学会会長 古谷誠章氏の個人賞をいただいたり、デザインの分野ではLEXUS DESIGN AWARDで賞をいただくなど、手前味噌ながら色々な評価をいただくことができました。 そんな僕がこれからの時代に大切にしていることを前回の定期購読マガジンで書かせていただきました。ぜひご一読ください。 僕や僕が関わっているク

「発想」に価値を見出す世界を目指して

長年ものづくりやサービス作りに関わってきて、ずっと疑問に思ったり、追い求めてきた世界があります。 それは「発想」に価値を見出すこと。逆にいえば特に日本では「発想」への価値が過小評価されていることに疑問と不安を感じてきました。 発想に価値を見出すことの価値 例えばアクセサリーを作って販売する時に、材料費や人件費(製作時間)を元に価格を決定するだけではなく、そこにどんなコンセプトや企画力が入っているのかを一番に考えて価格を決めてること、そしてその発想に価値を感じてもらい、購

テクノロジー時代だからこそ、"人的要因"を大切にせよ

テクノロジーの発展やAIなどの話題が日本に浸透し始めてから5年くらいは経つでしょうか。アメリカを中心に1996年あたりから人工知能の台頭が予見されてからもうすでに24年が経過しようとしています。今もなお、ディープラーニング(人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつ)が関わるテクノロジーのニュースに驚かさることが多々あります。 僕自身テクノロジーに出会ったのが今から14年前。大学院1年生の春でした。 当時の日本教育への疑問からテクノロジーへの興

"本当に"優しい世界と分かり合うディレクション-ブランドは人と人との約束-

僕が関わるクレイジータンクには、ディレクションという事業があります。 ディレクション ディレクション 英語の綴りは「direction」。 方角、方向、指示、指揮、命令、といった意味。 カタカナ語としては、「ディレクター(director)」というカタカナ語の意味合いから類比的に意味を押し広げて、「製作指導」「進行管理」といった意味などでも使われる。 例えば、コーヒーブランドのひびのひびさんもクレイジータンクのディレクション事業からスタートしました。0からスタートしたこ

夢なんかなくても良い。あなたらしい一歩を踏み出そう。

「コーヒーを仕入れてカフェなどに卸す(販売する)仕事をしてます」 そう教えてくれたのは、僕が関わっているクレイジータンクと一緒にオリジナルコーヒーを開発し販売をしている"ひびのひびブランド"のオーナー日比野泰之さん。僕との出会いは約4年前の保育園のパパ友でした。 出会ってすぐに仲良くなった僕と日比野さんは僕の家にご家族で集まって飲んだり、居酒屋に行ったり、1年も経たないうちに本音を言い合うような仲になっていました。 本音。 僕が日比野さんに常に伝えていたことは、これか

コンテンツ「消費」ではなく、コンテンツ「●●」が求められる時代へ。

最近は落ち着いたように感じることもありますが(日常に溶け込んだのかもしれません)、情報社会が到来して以来、多くの個人が自分自身で情報発信する力をつけ始め、コンテンツ時代が訪れました。 情報を発信することが仕事になったり、情報を発信することが自己肯定感を上げたり、情報は人間が持つ生きるための本質、まさに哲学や日常生活まで一変させてきました。 情報社会時代が来るまで、例えば家で育児や家事を主にする人のことを"専業主婦"や"専業主夫"と呼び、多くの場合社会で活躍することはありま

「こうすればうまくいく」HOWTOはもう古い-真の価値ある情報とは、何か-

一ヶ月で一億円稼ぐ方法、教えます!! こんな嘘くさい文章を見たことがある人は多いと思います。嘘くさい、というかほぼ嘘のこういった広告?を信じる人は少ないはずです。 でも、もし、もしですよ。"ある条件を元に"本当に一ヶ月で一億円稼いだ方法を教えてくれるとしたら、皆さんは聞くでしょうか。 そしてその条件は「一ヶ月間実際に実践すること」 正直に言うと僕はやりません。それはなぜか...。 僕が定期購読マガジンでクレイジータンクの挑戦について書く理由 僕は今クレイジータンク

「応援」や「話題」が物を売った時代が終わり、本物を目指す時代へ

皆さんは「これは本物だ!」というモノに出会ったことはありますか? しかも誰か有識人が紹介していたモノや美術館など本物の存在が証明されたような場所にあるモノではなく、例えばSNSやnoteのような大衆によって支えられるような場所の中から自分の目で見つけた本物はありますか? ※今回は"本物とは何か"という問いは置いておきます。皆さまの中にある本物の定義でお読みください 僕は基本的にはSNSで本物を発見することは難しいことだと思っています。それを証明するように、SNSが発展し

居場所になるものづくり-オリジナルクラフトビール“ヒール”を事例に-

-売れれば良い、が売れない状況を作ってきた- 代表を務めるクレイジータンクでは、#おうちで手づくりクラフトビール「ヒール」という[コーヒーとビールを混ぜて誰でも家で作ることのでできるクラフトビール]を企画し、専用のコーヒー豆を先月からECサイトで販売をスタートしました。 クレイジータンクECサイト ツイッター上でも味に対して称賛の声を多くいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(#クレイジータンクで検索してみてください) このコーヒー豆を開発するあたり、コーヒーマ