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明日の世界を手に入れる

このマガジンではスペキュラティブデザイン(問題提起をするデザイン)を中心としたこれから起こりうる未来予測に関する内容を中心とした記事集です。自己投資や自助努力が求めらる時代に、何… もっと読む
このマガジンでは私竹鼻良文が10年以上かけて積み上げてきた経験と知見を駆使し、未来予測や独自コンテ… もっと詳しく
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2020年5月の記事一覧

「応援」や「話題」が物を売った時代が終わり、本物を目指す時代へ

皆さんは「これは本物だ!」というモノに出会ったことはありますか? しかも誰か有識人が紹介していたモノや美術館など本物の存在が証明されたような場所にあるモノではなく、例えばSNSやnoteのような大衆によって支えられるような場所の中から自分の目で見つけた本物はありますか? ※今回は"本物とは何か"という問いは置いておきます。皆さまの中にある本物の定義でお読みください 僕は基本的にはSNSで本物を発見することは難しいことだと思っています。それを証明するように、SNSが発展し

居場所になるものづくり-オリジナルクラフトビール“ヒール”を事例に-

-売れれば良い、が売れない状況を作ってきた- 代表を務めるクレイジータンクでは、#おうちで手づくりクラフトビール「ヒール」という[コーヒーとビールを混ぜて誰でも家で作ることのでできるクラフトビール]を企画し、専用のコーヒー豆を先月からECサイトで販売をスタートしました。 クレイジータンクECサイト ツイッター上でも味に対して称賛の声を多くいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(#クレイジータンクで検索してみてください) このコーヒー豆を開発するあたり、コーヒーマ

"休むこと"は許されることではなく"義務"

コロナウイルスが世界を脅かすようになり、僕が住む東京都では今だ非常事態宣言が出され、家を出るのもスーパーマーケットへの食材の買い出しか、3日に1回ほど子どもたちを散歩に連れて行く程度となりました。 子どもたちが通う保育園も基本的には休園となり、緊急保育という形で、医療従事者や金融関係などで働く人たちのお子様だけが通えることとなりました。 そのような状況になってからもう一ヶ月以上が経過し、僕個人的にもそして僕が関わるクレイジータンクという組織の中でも大きな変化が訪れ始めまし

個人の力を目指すことに依存してきた日本人が、本気で「チーム」を目指すには

過去にもこんな記事を書いているので気になる方は読んでみてください。 "遊びの時間"で話される内容に決まりはありません。ただふざけ合うこともあれば、好きな食べ物やオススメのスーパーマーケット商品、子どものこと、時にはお酒を飲みながら話をします。長い時には4〜5時間続いたこともあります(笑) ビジネスの世界ではありえないことかもしれません。もしかしたらスタートアップやベンチャー企業ではあるのかもしれませんが。 ではなぜ、クレイジータンクが“遊びの時間”を大切にしているか?