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落ち着けうつ病暴れ馬

体調の波に大袈裟なほど一喜一憂する。
毎日がうつ病暴れ馬。

調子の良い日が続いていると「私ちゃんと回復している!嬉しい!良かった!」と軽率に安心するのに、調子が悪くなると「回復してるなんて気のせいだ、今日もこんなにしんどい、何も出来ない、おしまい」と一瞬で落胆する。
ポイントは調子の良い日は数日続かないと安心できないのに、調子の悪い日は朝起きた瞬間でも落胆するということ。

マイナスの重力への抵抗がゼロすぎて、まだまだ体調の波と上手く付き合えない。


まだ完全に回復していないんだから、波があることも重々承知しているのに、頭では分かっているのに、ダメだと思うとそこからが早い。
お陰で調子の悪い日は本当に絶望する。


安心と安定が大好きな完璧主義の『〜べき』人間にとって、本当にうつ病の療養は難しい。
今日一日、家に引きこもって何も出来なかった。
少し回復しているのに、散歩すら行けず家でボーッと過ごして終わるなんて。ダメだダメだ、もっと体力回復や社会復帰のための活動訓練に努めなければいけないのに。

絵に描いたような、焦ってはダメなのに焦りすぎて自分を追い込むうつ病回復期不調ターン到来。皆さん、お手本はこちらです。

そう簡単に、気持ちが落ち込みそうになったらすぐに自分を俯瞰して「焦らないで、大丈夫」なんて声はかけてあげられないわけで。
でも落ち込んでしまっている自分には嫌気がさすし。
そもそも、自分が元気だった頃ってどのくらい元気だったのかもうあまり思い出せないから、調子が良いのも悪いのも正直よく分からないし。


そうして、また「あぁまだ元気になれない私って本当ダメ、療養向いてない」とお馴染みの終わりなき負のメリーゴーランド。
みんなこれを乗り越えているなんてすごい。
私はもう乗車拒否。早く降りたい緊急停止。

自分が本当に情けなくなってどうにもならなくなった時、寝てしまおうと思うけど寝てばっかりはダメだと不死身の完璧主義人格に引き止められる。


調子が良い日に作ったご飯の作り置きが、悪い日に食べると美味しくない。
あれ、こんなに不味かったっけと驚愕する。

昨日より長く過ごしてしまった、くしゃくしゃのベッドを見て嫌気がする。
こうしてまた一日を空っぽに過ごしてしまったと後悔する。


うつ病を患うと、よく、元気な頃の自分には戻れないというけど、確かにもう数ヶ月前の自分がどんなだったか、どんな調子で毎日を生きていたのか分からないから、当然なのかもしれない。


いつになったら社会に復帰できるのだろうか。
転職するのだろうか。転職なんかできるのだろうか。
また働けるのだろうか。良い職場に巡り会えるだろうか。
結局見つからず元の場所に復職するんだろうか。

ワカラナイ!!!!!!!
ゼンゼンワカラナクテツライ!!!!!!!


もういっその事、何でもいいから職場という場所に戻って働く覚悟決めてしまえ走り出してしまえと冒涜に出そうになる。
その方がもはや楽なのでは?
働けと言われたら働けますし無理できますし?
頑張ればいいんでしょ得意分野ですけど?


暴れ馬なので、頭をかきむしり鼻息荒く大荒れでタイピングしながら書き殴っていたら少しだけ、ほんの少しだけ冷静になった。
言語化の素晴らしさ、日本語、ありがとう。

どうせまた暴れ始めるんだから、その時はこの記事を読んで、またやってんなと思えばいいんだ。
そうそう、いつものこと。

未来の自分が、この殴り書きに助けられてくれればいいなと思う。

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