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「回復期」を実感する

うつ病の診断を受けて、ストレスの原因となっていた仕事から離れて2ヶ月半。
現在、絶賛「回復期」を過ごしている。
自分の状況をこうしてnoteや日記に記して整理していると、日々の自分が、まさにTHE・回復期だなと感じるようになった。

急性期の頃の強い憂鬱感や、体の動かなさや思考力の低下はだいぶ落ち着いてきた。自炊をしようという気持ちが出てきたり、栄養摂取及び人間的にこの世に形を保つため義務としての食事ではなく、「お腹が空いてきたからなんか食べようかな」くらいの前向きな食事が少しずつ出来るようになってきた。(「美味しいものを食べに行きたい」という欲求はまだ戻ってきていない、早く戻って来い)

日によって気分や体調の波が激しく「私うつ病なんだし毎日休んでて超偉いじゃん♪」ってノリノリになったりする日もあれば「私うつ病いつまでやってんの」とイライラする日もあるし「ワタシウツビョウ、オシマイ」とシャッター下ろす日もある。毎日、今日の私初めましてくらいの勢いで全然落ち着かない。

今日は午前中、母からの届け物を受け取りに電車に30分乗って、帰りに近所の友人から預かり物を回収してお昼に家に帰ってきた。活動時間はほんの2時間ちょいだったけど、帰宅してお昼ご飯を食べたら急激に体が重たくなって午後はしばらくベッドで動けなくなった。

今日会った母と友人に対してもそうだったけど、人に会うと比較的元気に会話が出来るし、外に出る頻度も高くなってきた。
だから、今日家で動けなくなった時に「さっきまであんな普通の調子だったのに突然オシマイになって何?怖い!」って思ってしまった。

こんな感じで、毎日の体調の変化に「本当に良くなってる・・・?」「なんかまた悪くなってる・・・?」と心配になる、というのもまさに回復期の特徴らしい。
少し体調が落ち着いている事によって、自分の状態を客観的に不安視できるようになっているという進歩だと勝手に受け取っている。


復職のことやこれからのことを不安に思って

こんなnoteを書いたりしているのも、まさに我回復期也だなと。


体調の変化に疲れて、なかなか回復の実感を得られない自分に自信がなくなっていたけど、そんな時に「自分、教科書のように回復期を過ごしているぞ」と言ってあげられればなと思う。

うつ病になって仕事を休んでしまっていること自体に辛くなってしまっていたけど、今の私の最大のタスクである休養・療養をこなしていると自分を肯定してあげたい。
こうやって、日々の自分のことを言語化しているこの時間、この言葉たちが、また少し辛くなった時の自分を助けてあげられたらいい。

先日両親と見た海と空と山


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