掘り下げて肉じゃが
大泉洋さんと吉田羊さんのドラマを観た。
ドラマはあまり観ないのだが(そもそもテレビを観ない)、水曜どうでしょうファンとしては、大泉洋さん、安田顕さんのドラマや映画はチェックする。
で、ドラマの中の元夫婦のやりとりを観ていて、自分に重なる所があって、なんともウームとなってしまった。
優しくて優柔不断なモトオさん(大泉洋さん)、世界の元夫と、負けず嫌いで勝気な元妻、ユキコさん(吉田羊さん)に揶揄される。
自分を出さずに相手に合わせることが優しさだと、争いを避けすぐに自分を引っ込めて謝ってしまうところが、ズルイというか、そういうところがダメなんだよねと、
あー!そこ!わかる!!
まったく同感なのであります。
まったく我が夫も同じなのであります。
最初はそこがいいと思って好きになったのに、最後はそこが嫌で別れたのと。
あー!そうなの!その通り!(笑)
なんでそこが嫌なのか、考えてた。
いろいろいろいろ考えて、
お前でいい、ではなく
お前がいいと、言われたいのだ。
世界にたった1人
お前でなくてはならないのだ、と。
それってなんなんだろう
なんなんだろうと考えてみた
夫くんはよく
〇〇してやろうか?
という言い方をする
ムスメにも、だ。
私はこの聞き方が嫌いだ
なぜか?
こちらの答えは
ハイ、〇〇してくださいと
お願いするカタチになるからだ。
どうしても下手に位置することになり
イラッとする。
もちろん本人は口癖というか、無意識なんだろうが。
頼まれればするが、頼まれなければしない。
頼まれれば、もっと言えば、懇願されれば意に反することでも応えるのだ。
それが優しさだと思っているフシがある。
が、意に反することをしていることに変わりなく、それは不機嫌そうな態度になって、漏れ出てしまうのだ。
たとえば、出掛けたくないのに、懇願されれば出掛ける。けれどその外出中、ずっと不機嫌なのだ。少なくともご機嫌ではない。
付き合ってもらった方は、ずっとご機嫌をとってしまうカタチになってしまう。
なんとなくそれが嫌になって、彼に何かをお願いすることは、極力避けるようになった。
そうして2人の間の距離は開いていった。
なぜこのような人と夫婦になってしまったのか、ちょっと掘り下げてみようか。
彼も、お願い、貴方でないとダメなの、と言われたいのだ。
お願いされたい。
頼りにされたい。
けれども実際には、他人の面倒を見るタイプではなく、みられるタイプだ。
だから年下の甘えてくるタイプの女性ではなく、姉さん女房的な人を選ぶ。
ここが彼のジレンマなのだろう。
私はというと、一人暮らしも長く、基本なんでも自分でしてしまうほうだ。
自立心が強いと思うし、負けず嫌いというか、下からお願いとかするのは苦手だ。
でもどこかで、頼りたい、甘えたいキモチもあるのだ。
このジレンマが、現夫タイプを引き寄せ、もう破れ鍋に綴じ蓋なのだろう、笑うしかない。
ではなぜ、頼れないのか甘えられないのか。
これはもう、鉄板の、母親との関係だ。
素直に頼ったり甘えさせてもらえない
関係性だったからだ。
では母親について考えてみよう。
彼女も素直に頼ったり甘えたりできない人だったのだ。
彼女は夫である、私の父親に
アナタでないとダメなんだ、アナタがいないと、アナタが必要なんだと
言われたかったのだが、
残念ながら、そのような表現はなかったと私には確信できる。
父親も、必要とされたい、頼りにされたいのだが、他人の面倒を見るタイプではない、まるで、私の夫と同じタイプなのである。
ずっとずっと辿っていくと、
人は誰しも、他人に必要とされたいという欲求、承認欲求ともいうのだろうか、を持っていて、これを持て余すことから全ての悩み事が発生するのではなかろうか。
なんで、そう思うんだろう?
必要とされたいとか、アナタじゃないとダメなのよとか。
ここで、バシャールの話が、そう、今朝のブログで読んだなぁ、とふと思い出す。
私たちは本来、ソース(大いなる源)につながって、自分らしさを発揮するのだが、
いわばソースに差し込むべきコンセントが外れた状態で、重い掃除機をただ引き摺り回しているだけ、それが旧世界のあり方だと。
あっそうか、コンセントが外れているから、
不安なんだ、必要とされたいとか思うんだ。
コンセントが繋がっていれば、ただ在るということは、当たり前なのだから。
じゃあ、なんでコンセントは外れてるんだ?
ここで、アヌンナキとか、人類奴隷説とか、陰謀説とか、思い浮かぶ。
誰かに抜かれちゃったんじゃないの?
いやいや、違うな。
そういうゲームなんだな。
双方合意の上で、抜いてみた。
ただそれだけ。
繋げば、いいんだ。
思い出せばいいんだ。
繋いで思い出せば、あとは遊べばいいんじゃない?
夕食に肉じゃがを作りながら、考えてみた。
いい悪いの判断をせず、考えてみた。
今日の私の答え、覚え書きとして記しておく。
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