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インドでベランダ菜園を

日本にいた頃、園芸が好きでベランダで野菜も育てていた。

インドに来てからは家のベランダが北向きなので野菜は諦めていた。ところが私の住む街は北回帰線より南に位置するため、5月から7月までは北側から太陽光が入ることがわかった!

でも彼氏はベランダの植物を今より増やすことにいい顔をしないので、勝手に植木鉢増やしたら

そんなもの、捨ててきなさいッ

と命令されるかもしれない。

最近はベランダで生ゴミを堆肥にしていたところから虫がわいていることに遂に気が付き、『そんなもの、捨ててきなさいッ』と言い渡された。彼氏は母親とか小姑の性格があり、私は子供のまんま中年になってしまった。若い彼には四十過ぎても部屋が片付けられない私が理解できないらしい。

とは言えそんなやり取りをロールプレイとして楽しめるようになった自分の成長に自己満足を得た私は、来年の菜園の妄想を続ける。

どうせ日当たりは少ないから、育った部位がそのまんま食べられるものが望ましい。ハーブや青じそやチンゲンサイだ!ちょうど日本に帰っていた友達に青じそのタネのお土産をねだってしまったがチンゲンサイの種もお願いすればよかった。

ピーマンも熟す前に収穫する野菜だからいいだろう。しかしインドのピーマンはでかく分厚い。まるでパプリカだ。そこまで育つほど太陽が北側から差してくれるかどうか。

きゅうり、ニガウリ、その他名の知れぬヘチマのようなウリ科の野菜も青いままで収穫するからいいかもしれない。インドのきゅうりは皮が硬くて苦みまである。私の家族にはウリ科へのアレルギーがある者がいるので、私の中に眠るウリ科アレルギーの血が覚醒しないか少し懸念している。

インドのキャベツは死ぬ程硬い。多分生でキャベツを食べる発想が無いからなのだろう。

こぶりな白菜が売られていたのは嬉しかった。キムチを漬けられた。

他にもコーヒーノキを育てたくもあり、夢は膨らむばかり。楽しみだな。


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