【資産増加 27.5%】 2023年の振り返り
みなさま、2023年の投資状況はいかがだったでしょうか?私は年間216万円の配当金・分配金を達成し、平均すると月18万円のインカムゲインを達成しました。
資産の増加に関しても、27.5%の資産増加を達成し、総額 8,200万円程度の資産規模を達成しました。一見すると順調そうな推移ではありますが、実際はなかなか苦戦もしています。そんな一年を振り返ってみます。
2023年の資産推移と上昇の背景 (高配当株)
今年の資産推移をグラフにしてみました。
やはり4月から9月までの上昇の効果が大きいです。これは3月末に東証が企業に対して「PBR1割れ改善」を要請した効果だと思います。
「国策に売りなし」ということで、PBR 1割れの銘柄に買いが集まったため、4月から9月の上昇が発生したと思われます。
私は 3,000万円近い高配当株を保有しており、2022年には PBR 1 割れの銘柄を狙って買っておりました。2022年当時、米国株が注目されており、PBR 1 割れの高配当株は比較的割安に放置されていました。
買った当時は、ほとんどパッとしなかったのですが、その時買った高配当株が 2023年4月から上昇した感じです。すなわち、割安な時に買っておくことが重要であるということですね。
投信積立状況 (iDeCo、Jr NISA、カード積立)
私は高配当株や J-REIT への投資の他、米国指数に対する積立投資も実施しています。
2023年積立実施状況
備忘録的に 2023 年の積立状況をまとめておきます。
SBI証券、iDeCo (23,000円/月)
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
SBI証券、カード積立 (50,000/月)
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
楽天証券、楽天キャッシュ積立 (50,000円/月)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
楽天証券、Jr NISA (50,000円/月)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
毎月、173,000円ずつ積立投資をしてきたことになります。
iDeCo についてはオールカントリーで他に選べる銘柄がないので、多少手数料が高いのですがこのまま継続です。
一方、SBI証券のカード積立は SBI・V・S&P500 が eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) より投信マイレージの利率が低いため、2024年より入れ替えにしました。ちなみに利率は前者が0.022%で、後者が0.0326%です。
Jr NISA は今年で終わりなので、来年から投資を中止します。一方、SBI証券がカード積立枠を5万円から10万円に拡大することを期待して、SBI証券でeMAXIS Slim 全世界株式を積み立てることにしました。
色々とごちゃごちゃと書きましたが、投信マイレージ、カード積立などは、日々状況が変わるので、状況に合わせて柔軟に対応できればと考えています。
J-REIT の投資状況
私の主力資産である J-REIT ですが、日銀のマイナス金利解除の予測があり、値動きはパッとしませんでした。J-REIT は借金をして、レバレッジをかけて物件を取得するので、一般的には金利上昇に弱いと言われています。したがって、現在のような「マイナス金利解除されるかも…」という状態だとなかなか買いが入りにくいわけですね。
加えて、12月には新NISAへの買い替え目的か、J-REIT が売られる場面がありました。その場面で好調だった米国株 ETF を売却し、J-REIT を 150 万円程買い増ししました。この判断が今後の運用状況にどの程度影響を与えるか分かりませんが、年間の分配金は6万円程度上昇する見込みとなりました。
まとめ
今年一年を振り返って 27.5% の資産増加を達成したわけですが「なんか、しんどかったなぁ」という感じです。4月から9月まで資産は増加しましたが、その後はずっとモタモタしています。なかなか思うように行かないという感じです。
苦戦を強いられている別の要因としては「J-REIT がモタモタしている」ということでしょう。J-REIT が全くパッとしないので、地味に買い増しを続けています。
他には、毎月積立投資の 173,000円を確保するのが意外に大変でした。そこに加えて J-REIT や高配当株を買い増しするので、一層の資金管理が求められます。なかなか楽ではないというのが実際のところです。
一方、年間216万円のインカムゲインの達成できたのは嬉しい誤算でした。当初210万円を目的にしていたので、それに6万円プラスして終えることができました。これにより、12ヶ月で割れば、毎月平均18万円のインカムゲインが得られることになります。すなわち、積立投資の原資としてこのインカムゲインを活用できるのは心強いです。
年明けに 2024年の方針に関しても記事にまとめてみようと考えています。今年一年お疲れ様でした。それでは皆さま、良いお年を!!
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