見出し画像

セカンドオフィスとしてのサウナ 定時を過ぎたら働く場所を変えませんか?

緊張とリラクッスの要素が絶妙に混ざり合うと人間は「集中」しやすくなる。

厳かさと自然が共存する「神社」こそが最も集中しやすい環境だと言う人もいる。

サウナもまさに緊張とリラクッスが共存する環境だと言うことができるのではないか。熱いサウナで副交感神経を優位にしてリラクッスさせ、冷たい水風呂で交感神経を活発にして緊張させる。

働き方改革が叫ばれ始めて、裁量労働制を取り入れる企業が増え始めている。建前では遅刻や早退といった概念はなく、働く時間の配分は文字通り労働者の裁量に委ねられている。会社によっては働く場所にさえ自由に選ぶことができる。

しかし、あまりに自由すぎる働き方はチームでこなす仕事に支障をきたしやすく、裁量労働制とはいっても、実質裁量がほとんど無いことも少なくない。ならば、せめて会社で決められている「定時」を過ぎた後の働き方くらいもっと自由にできてもよいのではないか。

同じ姿勢、変わらない景色の中で長い時間仕事をするなど生産性のかけらも無い。

そんな思いから、私は定時を過ぎた後はなるべくサウナに来て仕事をするようにしている。セカンドオフィスとしてよく利用しているのが、錦糸町のニューウイングである。

© takero

20時前。ニューウイングに到着すると、すぐに館内着に着替えて浴室へ。休日に来るサウナであればサウナ10分 水風呂2分 外気浴10分を1セットとして3〜4セット繰り返すが、それだと眠くなってしまうので、体をさっと洗い流し、サウナではなくお湯に3分ほど浸かって15度のプールに飛び込む。このプールは身体が少し寒くなるくらいまで5分程度入っていると脳がシャキッとしてくる。その状態のまま5Fの休憩所に移動する。

© takero

電源、フリーwifi付きの席で作業開始。仕事の上限は3時間と決めるのもコツのひとつ。パブリックな場所なので、クライアントワークの企画やデザインカンプ制作などの機密性の高い作業はなるべく控え、リサーチや台割り・原稿執筆、システム設計やコーティングなどの作業を行う。テーマを決めてインプットに時間を使うこともある。温冷浴効果でオフィスにいるよりも圧倒的に集中した時間が過ごせる。

仕事を片付けると念願のサウナタイム。アツアツのボナサームサウナとキンキンのプールを存分に1時間ほど楽しみその日の疲れを吹き飛ばす。食堂で軽めのご飯と晩酌を嗜み24時過ぎにはニューウイングからの帰路につく。そして良質の睡眠時間。

サウナと水風呂を繰り返しているうち、アイデアが浮かんだり、考えが整理されて翌日の仕事にもスムーズ入ることができる。

真似することが難しい人も多いと思うが、サウナをセカンドオフィスにしたサウナワーク。ぜひ、お試しください。

http://saunny.club/archives/8148270.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?