南壽 タケル(NASU TAKERU)

下北沢の美容師 / 元)夢の国電車お兄さん / フジロッカー/ ヘッドホンして夜散歩で…

南壽 タケル(NASU TAKERU)

下北沢の美容師 / 元)夢の国電車お兄さん / フジロッカー/ ヘッドホンして夜散歩で飲むビールが好き / 日々の出会いや経験の記録 【Instagram】 https://www.instagram.com/takeru.nasu

最近の記事

音楽遍歴〜高校時代から今に至るまで〜

「南壽さんの音楽遍歴が知りたいです!」 そんなお言葉を先日頂いた。確かに辿っていくといろんな音楽経歴があって今の自分が出来上がっていると思う。まとめるとなるとそれはそれは難しい気がするが、高校時代くらいから今までを何となく辿ってみた。そうすると自分でも忘れていた感覚を思い出せたりしてなんだかんだ楽しくまとめる事ができたのでここに記しておく。 Daft Punk期〜高校時代〜 中学〜高校時代の音楽界はバンドブーム。RADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、ELLE

    • 南壽のオススメミュージック(Vol.3)

      音楽と共に生活をしているワタクシ南壽タケルがオススメする音楽をご紹介する記事「南壽のオススメミュージック」。(不定期の気まぐれですが。。。) 第三回目の今回は、、、 ◉The Chemical Brothers / Wide Open 1989年にマンチェスターで結成した彼ら。トムとエドの二人からなるケミカルブラザーズはダンスミュージックのパイオニア的な存在だと思う。 爆音で体を突き抜けていく音楽と共に現れる光や映像などで緻密に練られたライブパフォーマンスを観たら最後

      • 南壽のオススメミュージック(Vol.2)

        音楽と共に生活をしているワタクシ南壽タケルがオススメする音楽をご紹介する記事「南壽のオススメミュージック」。(不定期の気まぐれですが。。。) 先日投稿した記念すべき第一回目の記事を見て「是非ナスさんと音楽のお話をしたいです!」というお声をいただき、僕が働く美容室に来店してくださった方が!嬉しくなってその方が来店してくださった翌日にこの記事を書いておりますw 第二回目の今回は、、、 ◉slowdive / Sugar for the Pill イングランドにて1989年

        • 南壽のオススメミュージック(Vol.1)

          音楽と共に生活をしているワタクシ南壽タケルがオススメする音楽をご紹介する記事を始めてみようかなと。。。(不定期の気まぐれで) 毎朝インスタにはその日の営業オープンに合わせて、その朝の気分の音楽も1曲投稿しておりますが。まぁあれはおまけみたいなものなのでこちらでは少しばかり深掘りした投稿をしたいと思います。 記念すべき第一回目のオススメは、、、 ◉PARCELS / Overnight オーストラリアの5ピースバンドPARCELS(パーセルズ)。彼らの音楽は言うなれば“

        音楽遍歴〜高校時代から今に至るまで〜

          目の前のあなたに夢中になればいい

          スマホなんていらない。 って絶対そんな訳はないんだがそう思うこともたまにある。 去年のある日、精神的に参っていた僕は休みの日に外出していた。30年も生きてれば何だか気持ちが憂鬱になるタイミングくらいある。ウマイもん食って、洋服でも新調して気を紛らすといういかにもな作戦を決行していた。 そんな日にふと外出先で携帯の充電が切れてしまった。朝に充電し忘れていたせいだ。普段なら「おいっ!マジかよ。。。」とこの世の終わりを迎えているはずなのだが、この日の感覚は違った。 「あ、充電

          目の前のあなたに夢中になればいい

          純白

          自分を持ってる人ってカッコイイなって思う。自分を持ってるっていうそれは、信念やこだわりといった人として譲ることのできないその人の生き様みたいなものだ。 僕の周りにも人としてカッコイイなって思う人が沢山いるが先日また一人、そんな存在の男性と出会った。場所はセブンイレブン。 仕事の日の朝、その日のお昼に食べるおにぎりをセブンで選んでいた。おにぎりをはじめ、巻き寿司や一膳ご飯などお米商品の棚は色とりどりの商品が並んでいる。何十種類もある商品の中から今日のご飯に頭を悩ませる時間は

          変なひと

          「◯◯さんって普通じゃないですよね」 「◯◯くんっていい意味で変わってますよね」 みたいな、褒めてるのかそうじゃないのかよく分からない言葉を耳にする。僕自身も言われる事がある(こないだも言われた)。別に僕は言われて嫌な気分にはならない。なぜなら僕自身が、他人にはない特別な魅力を持っている人に惹かれるからに他ならない。 それに加え、何か人と違う事をしたいという漠然とした野望が小さい頃から色濃くある。だが決して志村けんが演じていた“変なおじさん”のような変態になりたい訳ではな

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(後編)

          それから1週間後。 “それ”はまた現れた。 パッと目が覚めるとまた金縛り。身体の自由が効かず声も出せない。そしてハッと感じる“それ”の気配。 あの女性だ。 1週間前と全く同じシチュエーション。1階にいる彼女は階段を登って来て僕の部屋の前に辿り着く。部屋に入って来て僕の直ぐそばに。そして、 「あ"=▼b〃⚪︎※□|”v {~ ◽︎ a…!!??」 相変わらず何を言っているか全く理解できない。 そしてしばらくするとゆっくり帰って行く。金縛りが解けベッドからガバッと起

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(後編)

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(中編)

          「いる。。。」 何かが僕を見ている。 実家は一軒家で2階建。吹抜けの造りなので1階から2階の様子がある程度見ることができる。そして僕の部屋は階段を登ったすぐ右手。吹抜けの造り的に1階のリビングから僕の部屋の入り口のドアを見上げることができた。 目が覚めた僕は部屋の隅に置かれたベットに壁側に向かって蹲るように寝ていた。なので部屋全体には背を向けている状態だ。気付くことに少し遅れたが、金縛りにあっていて動けないし声も出ない。 2階の部屋で壁を見ている状態でも分かる、ただな

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(中編)

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(前編)

          はじめに、 僕は心霊体験が高校時代からよくある。霊感があるとまでは言わないレベルなのだろうが、全くそういった経験がない人と比べると霊感はある方かもしれない。それは現在も変わらずで、最近でもそういった体験はたまにある。そして高校時代からと言ったが、心霊体験をよくするようになった明確な体験が当時あった。 実家の裏は庭というより、もはや山で。虫や蛇、さらには猿もいた。そんな生き物たちも冬になると姿を消すため、冬になると火を焚いて、そこでご飯を食べたり、ハンモックで寝たりとアウトド

          霊感が目覚めた日。〜女性からのお礼〜(前編)

          サンキューメぇーーン

          大凡毎朝立ち寄るコンビニが徒歩15分の通勤路にある。そこでカフェラテを買うのがいわゆるモーニングルーティーンだ。そのコンビニである朝、一向にお会計が済まないレジがあった。 あたふたしているそのお客さんは外国の方で日本語が喋れないようだった。屈強な体つきで今にもラップを歌い出しそうなその外国人男性は何故だかお会計に戸惑っていた。 「wait…wait…」 と何かがうまくいっていない。その外国人男性の後ろには次のお会計を待つ列が徐々にできていく。1人、2人、3人目が僕。そし

          サンキューメぇーーン

          恐怖のトラウマカレーパン

          30年生きてきて最も大層なケガは右足の火傷だ。傷は一生もの。それが多分僕の中で最も古い記憶だと思う。確かまだ幼稚園の頃。何度も病院に通ったのを鮮明に覚えている。 そして去年29歳での出来事。 その時僕は新しく買ったホットサンドメーカーで優雅な朝を過ごす日々を送ってた。日替わりで具を変え、コーヒーと共にラヴィットを観ながら食べる。いい朝じゃないか。 そんなある日、賞味期限が間も無く切れてしまう食パンを食べ切る為にその日は夜ご飯もホットサンドにした。具は昨晩の残りのキーマカ

          恐怖のトラウマカレーパン

          映画エンドロール後に待ち受ける大喜利。

          映画は映画館でこそ。そう思う。 事前にチケットを購入し、映画館へ向かう。ポップコーンとコーラがこぼれないように恐る恐る席に着く。トイレも行って観る体勢のベストポジションを探る(猫が寝床をふみふみするように)。これで準備は万端。 そうやって大凡2時間の映画を観るためにぼちぼちな準備をすることが1つ映画館で映画を観る醍醐味だと思う。家でNetflixなどを観るときはここまでしない。だからこそ「続きは明日でいっか」「あ、見逃した。巻き戻し」みたいなことが家だと起こってしまう。1

          映画エンドロール後に待ち受ける大喜利。

          人生は最高だ。映画『BLUE GIANT』を観て再確認。

          映画『BLUE GIANT』を観た。観終わった今のこの胸の高鳴りを、熱さを忘れないよう留めたくてここに感想を残す。 漫画が原作のこの作品。原作は観たことないが、身近な人の評判の声に引かれるように映画館に吸い込まれた。どんなストーリーなのか、なんの前情報も知らないのに何故だか「この作品観なきゃいけない気がする…」と漠然と感じていた。これが第六感というやつなのか? そして観終わった今、最高に胸が熱い。観てよかった、本当に心からそう思う。 『人生は最高だ』。この作品はそれを僕

          人生は最高だ。映画『BLUE GIANT』を観て再確認。

          尊い“あたりまえ”

          “あたりまえ”ってなんだっけ。。。 いつもの様に朝起きて出社して。いつものスタッフで1日仕事して。いつも来てくれるあなたの髪の毛をデザインして。夜はいつものメンバーで飲み行って。いつもの様にベッドに入って目を閉じる。 意識せずとも訪れる時間や経験をあたりまえと言うのだろうが、だとするとそのあたりまえは人それぞれ違ってくる。あたりまえというそれは1つとして同じものはない。 僕にとってのあたりまえは、あなたにとってのあたりまえじゃないし。あなたのあたりまえは僕のあたりまえじ

          尊い“あたりまえ”

          30歳になるということ...

          この記事を書いた1週間後、2022.10.14(金)で30歳。30歳なんて他人事で、無理な話だが一生20代でいれる思っていた。そんな未知の30歳という年齢に突入しようとしている今、すごく感じていることがあってその記録をここに。 大人たちは若いひとに向かってこう言う「若いんだからなんでもできる」。 20前半の頃が1番言われたかな。仕事の先輩、お客様(僕は美容師)。飲みの場でも年上の友人からも。なんの疑いもなく「そうだよな。うんうん。」と聞いていた。自分もそう思っていたし、周

          30歳になるということ...