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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅 その14】

【11日目】
朝ご飯を食べていたら、早起きをしていたステファンが、リスの撮影に成功したらしい。昨日みんなで歩いた湖畔への道をもう一度歩き、撮影にトライしていたとか。
ボチボチと準備をして、出発の時。昨日もそうだったが、駐車場の雪かきをしてくれる時に、一緒にクルマの雪も下ろしてくれているのが有難い。おかげで楽にクルマを出すことが出来る。
さらに、他のゲストさんも巻き込み、旗を振ってのお見送り。こちらも寒い風に耐えながら、見えなくなるまで窓から手を振って返す。


この日は天気が回復するような予報だったが、まだまだオホーツク海側は時折風が強く、雪も舞う状況。
ウミガモが見たいというので一応居そうな情報のある港に行ってみるも、氷結していることもあるのか、姿が見えない。



ここは早めに見切って、内陸の旭川に移動した方がよさそうだ。
そちらなら天気が良いだろうと予想している。

お昼ご飯は遠軽の町中で。美味しそうな雰囲気のあるカフェで、パスタランチ。
食後に走らせていたら、山の写真が撮りたい!というクラウディンの要望で手近なところで停車。
すると近くの踏切がタイミングよく鳴りだす。
折角なので僕はそちらを撮ろうと行くと、クラウディン、そして以外にもステファンも写真を撮りにやってくる。
野生動物(時々風景)にしか興味がないのかと思っていたが、案外鉄道も好きらしい。



折よく現れたのは、キハ40形普通列車。以前は国鉄型気動車が幅を利かせていた北海道だが、新型の軽快気動車に置き換えられつつある今、なかなか貴重な存在だ。
しかしそれなら、釧路湿原で走るSLも見に行けばよかったなと、少し後悔する。

特に雪の中のキツネはまだ撮れていないとのことで、(チャンスはあったのにな~)出てきそうな道をゆっくり走ったりもするが、残念ながら見つからず。
旭川へと走り、郊外にある公園の中のフクロウポイントを目指す。
ここも詳しいことはわからなかったので、ショップの店員さんに聞きこんで場所を特定。
行ってみると、カメラマンが数人、構えている。
聞くとシマエナガがちょうど来ているらしい。
フクロウも直ぐ近くにいるよ!とのこと。そちらを見ると、据置の三脚があり、まあまあわかりやすい。


このポイントは比較的フクロウの近くに寄ることができる。iPhoneでもこの通り、しっかりとフクロウが確認できる。
夕暮れ時になると、狩りのために飛び立つそうで、そのタイミングはフクロウ次第。みんな、それを狙っているとか。
しかしこの日は日が落ちて暗くなってきても、飛び立つ気配はない。
そんなフクロウを見守って、この日の撮影を終えた。

今日はステファン達の日本最終日。
最後は焼肉にしよう!と、調べておいた焼肉屋さんへ。
炭火で、北海道らしくラム肉もある。
色々と注文したが、ホルモンは日本独特なのか?ステファンは全く食べようとせず、クラウディンも恐る恐るトライしたが、OH NO!というリアクション。
焼肉には欠かせない!と思っていた、擦りおろしニンニクも、トッピングするか?と聞いたら、臭いわよ~~!と拒否反応。そう言われては僕も入れる訳にはいかず、まあやめておいた。
なぜか、チジミが気に入り、お代わりをするほど。
日本の焼肉文化を堪能してもらうことができた。


本日のお宿は、しっかり帰国前に休んでもらうこともあり、ビジネスホテルを予約。
旅人宿やとほ宿をチョイスしていたのは、節約という面もあったが、それと同時に、地元の生の情報を収集しながら、最適なプランに整えるという意味合いもある。
しかし最終日ともなれば、これ以上の情報は必要もない。
この旅としては初めてのエレベーターに喜ぶクラウディン。大荷物だし、まあ大変だったよね、お疲れさまでした。

また明日ね!と休んでもらい、僕は恒例の温泉、そして焼肉はほどほどにしておいたので、締めのラーメン…と思いきや、近いところにやっているお店が無かったので、なぜかカレーを頂くことに。
札幌を中心として展開している「みよしの」のカレー。
ギョーザをトッピングするのが特徴とのことで、なかなかない組み合わせに驚きながらも、美味しく頂いた。


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