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えみポン実家へのネコ旅

JICA(日本交流ネコ旅)発足以来、ウメとリュウにとって初のお泊り長距離旅に出かけた。
ホニャラに来てからおよそ3カ月、日帰りで近隣に出掛けたり、大垣の僕の実家に泊まりに行ってみたりと、慣らしを少しずつ続けていた。
一応、大垣の実家での様子は、先住ネコがいるためあまり参考にはならないものの、概ね大人しく、まさしく借りてきた猫のような状態だ。

実は実家へ行く前に、ネコと泊まれるところに宿泊する計画もあったが、去勢後のリュウの体調が心配なところがあったこともありキャンセル。
この実家旅が、彼らの旅デビューとなった。
クルマで3時間少々、2泊3日と旅デビューにはちょうどいいだろう。

旅道具一式を詰め込んで出発。
ネコは車酔いしやすいということもあり、なるべくクルマを揺らさないよう気を付けながら走る。
ゲージに入れておくのは流石にかわいそう…なので、えみポンは後部座席でネコを運転席へと行かないようガードしながら走っていく。
それでも好奇心旺盛なウメ&リュウ。特にリュウは、外の景色が気になるのか?しょっちゅう外の景色を見に、前へ行こうとする。
スイッチを足で踏んで窓を開けてしまう可能性があるので、チャイルドロック機能をフル活用だ。

やはり車が苦手か…ニャアニャア鳴く。
途中で休憩を挟む。亀山SAは、ハイウェイオアシスもあるので、少し公園で休憩させることに。

生け垣などを興味津々で探検する。駐車場へ戻るときも、行くよ!と声を掛けたら、寄り道しながらもなんとなく僕たちについてきてくれるのが嬉しい。

休憩を入れたら3時間半ほどでえみポン実家に到着。昔はネコを飼っていたというえみポン両親も、久しぶりにネコが家にいる状況に嬉しそう。
ある程度探検したら、二階のえみポンの部屋が気に入ったようで、デスクの上で落ち着いた。


その後、話によるとえみポン母が昼寝していたら、2ネコがもたれかかってきて一緒に寝ていたらしい。到着後3時間で慣れるとは、早速旅ネコとしての適性を見せつけてくれる。ちゃんとご飯や水も食べて、普段と変わらない寛ぎっぷりだ。

2日目。日中はネコたちにはお留守番してもらい、夕方からえみポンとネコたちとで近所をお散歩。およそ1kmぐらい先の、古墳がある公園を目指した。
ウメは基本的に歩きたがる。抱っこしても、歩きたいわい!と言わんばかりに暴れて、下に降ろすとテクテク歩いて行く。まあ道草は多めだが。
それに反してリュウは、抱っこされた状態で大人しくしていることがおおい。首に乗ろうとするときもあったが、少し両肩に身体が届かず、乗りにくそう。もう少し大きくなってからかな?


公園に到着し、きままに歩かせてみると、興味津々で探検を始める。
特に喜んだのが、古墳。ここは横穴が開放されており、自由に見学できる。
こっちへおいで!と誘導して古墳へ誘うと、喜んでその横穴の中へ。


石棺もあるのだが、その中に入ってみたり、岩の隙間によじ登って入ってみたりと、ネコにとってはアドベンチャーみたいなものか?

帰り道はクルマが来るところ以外はなるべく歩いてみることに。
ネコはあまり散歩しても歩かないイメージだったが、ウメ&リュウは抜きつ抜かれつしつつ、比較的素直に歩いてくれる。クルマが来ない所なら安心して散歩できそうだ。
最後の砂利道&登り路が気に入ったようで、競うように家へ帰っていった。

最終日、朝から家の中で運動会を始める。最初は慎重だった階段の上り下りもおてのものだ。ウチの行動範囲は1階の一部に制限していることもあり、階段は二ネコにとっても新鮮だっただろう。

帰りには、京都市内に住むえみポンの兄宅へ少し寄り道することに。
会った瞬間のお兄さんの表情のほころび方から、かなりのネコ好きということがわかる。
えみポンの甥っ子&姪っ子3人がいるのだが、子どもにも臆せず探検。それが済んだら、ここでもそれぞれお気に入りポイントを見つけてのお昼寝。子どもたちにナデナデされるのも構わず、リラックスムードだった。


ネコにとっては初の長旅を終えて、無事にホニャラに到着。
初めてのお家でも、かなりの順応性を見せてくれたウメとリュウ。
到着早々、しっかりご飯を食べたりトイレも済ませたり。
ネコの特性としては神経質なネコだと、初めての環境だと食欲不振になったり、トイレもなかなか行かないこともあるので、この子たちはかなり順応性が高そうだ。
クルマ移動に関しては、もう少し慣れが必要か。特に高速走行時は不安がる様子が続いたので、スピード控えめの方がよいのか。

次回は何処へいくのか?ウメ&リュウ。お楽しみに!

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