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記録更新!勤続年数が人生において最長になってしまった話。入社3年と5ヶ月ですが。転職7社、いよいよ居座る?

人生における記録更新をしてしまいました。3年5ヶ月。同じ会社に勤める在籍期間です。転職をたくさんしている私にとって、この年数は長すぎるくらいなんです。どうして今の会社にこんなに長く居れるのか、というお話をしたいと思います。

転職7社で行き着いた今

初めてこのnoteを読んでくださった方、ありがとうございます、はじめまして、かなやんです。ここまでの経歴は、今までのnoteに詳しく書いているのですが、簡単に自己紹介。社会人になってから20年、様々な業界職種を渡り歩き、転職7社目の現在、人事のお仕事をしております。1社の在籍期間が平均2~3年。もともと契約期間が決まっていたリクルートが、一番長く3年5ヶ月をやり切ったのですが、その最長記録を、ついに今の会社で越えてしまった、というわけです。どうしてそんなに転職が多いかと言うと、とにかく飽きっぽいから。そして、一つのことに対するのめり込み具合がハンパない。子供が遊んでいるときのように、熱中している間は周りのことも見えず、やり切って飽きたら途端に次の興味あることに目移りして、またのめり込む、そんな仕事人生を送ってきています。

人に恵まれてきた人生

転職間隔は2~3年が平均ですが、人間関係が嫌で辞めたことはなく、転職してすぐに離職したこともありません。転職が多い分、たくさんの異なった職場環境や人間関係を経験してきているわけですが、今の会社に限らず、本当に人に恵まれているなと思います。そして、今回、3年5ヶ月の記録を更新してしまったのも、やっぱり人だなと思います。

基本的には、何かしらやり切るまでは飽きることもないので、中途半端に辞めてきた感もありません。一般的に、転職して結果を出すまで数年と言われることもありますが、私に限ってはそのスピード感は遅すぎて、転職して数ヶ月である程度のことが出来ていないと、自分自身に納得できません。だから多くの人の感覚でいうと、4~5年毎に転職している感覚なのかなぁと思うこともあります。仕事ができると言うよりは、せっかちなわけですね。

転職を繰り返すそんな背景の中で、一緒に働いてきた人たちは、職場でもお客様でも、本当に恵まれてきたなと思います。今までの職場の仲間はもちろん、お客様や取引会社の人とも、いまだに繋がっている人たちもいます。仕事の繋がりや友人と言うよりは、「同士」という表現がピッタリな人たちです。

出会いも辞めない理由も人

転職をたくさんしているので、キャリア相談において、会社選びのコツを聴かれることもよくあります。私の場合は、人に対する直感が大きいです。面接でお会いする方が、一緒に働く人の場合もあれば、面接だけの場合もあるのですが、どちらであっても、その人と合うかどうかの直感で最後は決めています。そして、これだけ転職が多くても短期離職をしたことはないので、その直感は自分にとっては正解なんだと思っています。

今の会社もそうでした。2週間という、転職活動期間が一番短かったのも今の会社なんですが、上司である取締役と社長と面談をして、迷うことなく決めてしまいました。私は転職する目的が、今より良い環境や待遇を求めているわけではなく、次にやりたいことが出来るかどうかが大前提で、その上で人との相性が直感で良いなと思ったら、年収が上がろうが下がろうが、そこは重要ではありませんでした。

面談をしてもらった取締役と社長と、シンプルにこの人たちと仕事したら楽しいだろうな~という直感で決めたわけですが、それは今も変わっていなく、2人のことはもちろんのこと、今の会社にいる人たちが好きだから辞めない、ということが大きいなと思います。

ぼっち人事から200人の人事部長へ

私が今の会社に入社した際は、まだ1社しかなく、人事部もなく、人事部立ち上げメンバーとして入社、しばらくはぼっち人事でした。それがあれよあれよと人事メンバー2人に入社してもらい、会社はグループ5社になり、いつの間にかグループ全体の人事部長になってしまっていたわけです。

私のTwitterやYouTubeにも登場している、人事メンバーのモエさんナオ君は、2人とも人事未経験で入社してもらいました。1年前2年前は、まだまだ私が決めてからやってもらっていた仕事も多かったので、早朝から夜遅くまで、ご飯も食べすに働いていた時期の方が長かったんですが(決して会社がブラックなわけではなく、働きまくるのが大好きなんです)、今となっては、モエさんもナオ君も、一人でどんどん仕事を進めてくれるので、助かりすぎています。

人事チームの成長、1社から5社へのグループ会社化、オフィス移転など、この3年間は本当に色んなことがあったので、正直、3年も経った気がしません。一つ一つの出来事が、つい最近のような感覚です。

次の転職はいつなのか、あるいは居座るのか

人事チームを結成し、人事制度を変えて、グループ会社化をして、管理部門として人事労務をあれこれ整え続けてきて、今、ちょっと落ち着いています。良く言えば安定していますし、悪く言えば個人的な成長は止まっています。

今年初めの目標は、本業以外の収入を増やすことにチャレンジすること、でした。今までのことを考えれば、そろそろ飽きるだろう、ということは昨年から容易に想像出来ていたので、飽きる前に、興味の先を広げていこうと思っていました。会社の副業制度も自分で解禁させました。

年の前半は、副業を探すためのサイトに登録したりと、色いろ見ていたのですが、検討すればするほど、一つのことに集中せずに、掛け持ちする自分が思い描けませんでした。なので、しばらくは副業を探すことを止めていました。

ですが最近になって、やっぱり外の世界を広げたいなと、改めて思うようになってきました。私の強みの一つは、転職が多いことで、たくさんの職場環境や人間関係、社風や組織や制度のリアルを見てきたことです。それらを転職先で活かしてきたわけですが、サイクルが長期間になってきたことで、その強みが薄れてきました。人事として、もっと奥深くなるためには、やっぱり色んな会社のことをリアルに見ていたいなと気付き始めたのです。

今の会社にずっといるのかどうかは、今の自分にはまだわかりませんが、少なくとも、もっと外から吸収したことを、今の会社に還元したいな、と思っています。今の会社の成長や変化が止まっていれば、そんなことも考えないのですが、そのスピード感は、今まで経験してきたどの会社よりも早いと思っているので、そのスピードが止まらない限りは、せっかちな自分も一緒に猛突進していたいわけです。

これからやれそうなこと

長期的なビジョンを描かない自分にとって、将来のやりたいこと、を聞かれてもなかなか答えられません。でも、今の自分の強みややれることは何だろうと考えたとき、最初のアクセルを踏んで推進することは好きなので、これから組織を本格的に創っていきます、というフェーズで、人事としてあれこれ整えていくこと(組織や採用ももちろんですが、労務も整えなきゃならない時期も得意だったりするので)はやれることだし、やりたいことだなぁと思います。

個人に対しては、キャリアコンサルタントの資格取得したことを筆頭に、コーチングやメンタルヘルスの勉強もしてきたので、そんな経験もまだまだ積んでいきたいな、と思っています。

そんなわけで、常にイノシシのように進み続けていたい自分は、まだまだ止まることをせずに、ワクワク爆進する日々を送っていきたいと思っています。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました!