《超》おススメ本
とっても素晴らしい本に出会いました。
「親しい人がガンになったら? 無意識に相手を傷つけない言葉選びの方程式」
読みながら何度も「うーん、なるほど」と、うなってしまいました。
ガンになった人の気持ち・心情が、とても丁寧に細かく、たくさんのケーススタディとして分かりやすく書いてあります。
これだけたくさんの事例を集めてインタビューしてまとめるのは、本当に大変だったと思います。
僕自身もガン当事者ですが、僕以外にも同じ立場になった人たちは、こんなことを感じていたんだ、こんなこと感じるんだ、おおなるほど! そうなんだよ、それそれ、 とても共感し気づかされました。
自分と同じ境遇の人たちの気持ちや本音を読むことは、「私だけではなかったんだ」と感じ、そのことだけでもかなり心が落ち着きます。
そして、ここに登場するたくさんの人たちほとんどが、今は元気で暮らしているという事実が勇気と元気を与えてくれます。
家族や友人がガンになると、どう接していいか、どういう言葉をかけていいか迷ってしまうことがあります。
本人にストレートに聞ければいいのですが、 状況が状況だけに、なかなかそれは難しかったりします。
この本は、そういう方々にとても参考になると思います。
ガンの方をご家族に持つ方、ご友人はもとより、この病気で苦しんで悩んでいる当事者の方にもおすすめ致します。
(気持ち的には超おすすめです)
(本文より)
『この人はガンになったけれど「ガン患者」という別の人間になったわけではなく、ガンはただの体調で、人格はあなたが以前から知っている彼・彼女と何も変わっていないのだ』
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