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現代の父親とは?っと言う仮説。

これは1つの仮説。
一個人の状況や、能力、環境を無視した、現代の父親とは?っと言う仮説。


昨今の父親の育児参加が謳われる世の中で、朝から会社に出社し、定時に帰宅し、子供の面倒を見て、家事をする。年収もそこそこ。そんな出来杉くんなパパ像が1人歩きし、現実は帰ってこない、出来ない、やらない、稼ぎが少ない旦那にイラついてSNSに毒づく一部であろう嫁。


ネット社会の中で育児に関して父親が責められることはあれど、母親は嫁として恐妻とか鬼嫁とは言われることはあっても、父親の立場から母親として責められる構図は見たことがないんだよなぁ。


さて、そもそも父親の役割とはなんだろうか。
これを書こうと思った考えが、「父性」という言葉の概念の中で、父親とは大昔から子供を「母性的な育児」と言う意味での育児には不向きなのではないだろうか。っと、ふと思った仮説。
子供が大人になる過程で世の中との接し方、獅子は我が子を千尋の谷に落とすような独り立ちを促す様な「父性的な育児」。男はその様な育児を得意とする役割ではないか。


男は本能の部分で子育ての情報が書き込まれているDNAを持ってないから、近代化した社会の中で、女性性の役割、男性性の役割が曖昧になり、女性も外で働き、男も家事をし、共働きが当たり前になってる世の中で、男も母性的な子育てをする立場になり、急速に求められる変化と、本能的な情報が無い状態で、マルチタスクが苦手と言われている男性脳の特性から右往左往しながら生きてるのではないだろうか。


面倒臭い表現したけど、簡単に言えば「性差からくる役割の違い」が、「男女平等」と「人間的平等」が入り混じって混乱した社会で、「性差からくる役割の境界線」が曖昧になって、相手に求めるモノが多くなって、男も女も不満のるつぼにハマってるんじゃないのかな。


上にも書いたように、近代化した社会で父親も育児をするのは当たり前。そんな思考から、何をやっても「女に文句を言われる男」の根本的な役割とはなんだろうか。
父親とは。
父性とは。
物の無い時代、シンプルで生活な時代、大昔、父親である男の役割は想像に容易いのだけど、物の無い大昔の時代にも父親としての男は奥さんに文句を言われてたのだろうか?
そういう父性性を扱った記事とか読みたかったんだけど見つからなかったので、想像で自分の考えを書いてみた。


そこに、父親としての男の救いがあるのではないかなと。


飲み会での愚痴や井戸端会議でその場で鬱憤を発散して済んでた時代なら良かったんだけど、ネット社会が発達して、誰が見るかわからないSNSで自分の意見を簡単に吐き出せる時代に、SNSでの父親バッシングに過剰に反応して簡単にネット上に1つの仮説を吐いてる僕がいるだけです。


男=父性、女=母性、と2元論で書いたが、現実は男女どちらも父母性持っていて、父性が強いか母性が強いかその度合いは個々人で違うもんだけど、「性差の役割」の視点で思考を巡らせてみた。

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