メンバーに「社長の仕事をして」と言われてしまったことから今年の抱負を考えた話
昨年末に、あるメンバーと雑談していた時のことです。
その時、何気なく「会社に対して気になっていることはある?」と聞いて返ってきたのがタイトルの言葉でした。
え、そんなに遊び惚けているように見えたか・・・と一瞬肝を冷やしたのですが、返ってきた言葉はこうでした。
「徐々に会社の売り上げは踊り場になってきています。既存の事業を成長させていくだけでは、会社自体が大きく成長することは難しいんじゃないかと不安に思うんです。
今の事業を成長させていくことは私たちメンバーが頑張ります。だから、かよさんは社長として会社の成長を考えて、私たちに次の方向性を示してほしいんです。」
なるほどな…となりました。
今の事業の成長は任せてくれと言うメンバーはとても頼もしい。
一方で「痛いところを突かれた…!!」とも感じたのです。
というのも、その課題は私自身「何とかしなきゃ」と思っていたから。
社長に就任してから、社内の制度を整備して、その上でつっぱり棒博士として使い方をPRしたり、ラブリコなどのつっぱり機構を活かした商品を開発したり、とさまざまなことに挑戦してきました。
仲間も徐々に増え、コロナがあけた今、「暮らすがえ」という言葉を掲げ、メンバーたちがそれぞれの持ち場で一生懸命頑張ってくれています。今動いている新ブランドも、新サービスも、メンバーが主導して作り上げたものです。少しずつ、それらの成果も花開くと信じています。
一方で、私たちの主戦場であるホームセンター業界の市場は飽和状態になってきたと言われています。人口減少による市場縮小も避けられないでしょう。
だからこそ、この会社を更に大きく成長させるために、私は、次の会社の未来を見つけ、メンバーに方向性を示さなければなりません。
ずっと、取り組まないといけないと感じていた課題でしたが、コロナや目の前の業務もあり、なかなか振り切ることができずにいました。
でも、メンバーは私の次の動きに期待していると今回改めて知ったんです。
その人たちをがっかりさせたくないし、一生懸命頑張ってくれているメンバーに、この会社にいてよかったと思ってほしい。
だから、今年はやらなきゃいけない。
いやーーーーヒリつくなぁ。
社長になった時もそうでしたが、こういうのって山頂の見えない山登りを続けるようで、めっちゃしんどいんですよね。これでいいのか?と思うことが何度もあるし、「失敗したらどうしよう」と、不安にもなります。
それでも、ぜーぜーひーひー言いながらも、まだ見ぬ景色を見たときの高揚感のためなら、何度でも山頂を目指してチャレンジしたくなってしまう。
メンバーからお尻を叩かれたような話ですが、
もうね、やるしかないんです。
私たちは次の山に立ち向かう、そんな時期に来ているんだと思います。メンバーと一緒に、次の山頂から新しい景色を見るために、私は次の未来を示さなければならない。
そのために、私は私の役割をやり切る、そして結果でメンバーとハイタッチする。
それが2024年の抱負。
よし、今年も一年頑張るぞ!!!
ってなわけで、2024年も、平安伸銅工業と竹内香予子を、応援よろしくお願いします!
年末の社員総会で一部のメンバーと撮った集合写真。今年もこのメンバーと頑張るぞ!
(写真公開されたくない方の希望も尊重してて、全員映る写真は公開されていません。私らしい暮らしって文脈を大切にする私たちらしい集合写真!)
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