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【川原さんとコロナ政策を語る。】

NHK「プロフェッショナル」等々でおなじみ、NPOロシナンテスを率いる 川原 尚行さんとは十数年来のお付き合い。僕も応援するスーダンでの医療支援に情熱的に取り組む川原さん。
いつも医療やスーダンのこと、情報交換や相談をさせていただいてきましたが、今回、改めて、コロナ問題について、対談セッションさせていただいた。
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ちなみに、川原さん、今は、暫時日本に滞在中で、北九州の保健所で奮闘されている。
世界と日本をともに見てきた2人の経験知見を交えて、コロナ対策に欠けているもの、足りないもの、未来の展望を語った。
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コロナ対策は「安全保障である」。その言葉が胸に残った。
感染症は国家の命運を左右する。度重なる感染症禍の中で、しっかりと足を踏ん張って、国民の命を守る構えと気概がないと、感染症、ワクチン、薬剤で、他国に翻弄されてしまう。
特に、近年の例で明らかなとおり、すべての感染症は中国から来る、といっても過言ではない。とするならば、日本はこれからも感染症の危機に晒され続けるだろう。
仮に、感染症危機管理の脆弱性を世界にアナウンスしてしまえば、国防の観点からも極めて危険。
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それだけに、今回の教訓をもとに、縦割りを超えた、平時の思考法を超えた危機管理体制の考案と構築が必要となる。
ベッドが足りる足りない、という論争の根っこに、国と自治体と医療提供体制の間にどういう関係性を設けるのか、パンデミック時に人材をどう確保し、医療機関の運営を支えるのか、感染から治療、療養に至る患者の受け渡し体制をどうとるのか、介護施設での感染症対応力をどう整えるのか、自治体間の広域連携・協力体制をどうつくるのか、国防面でも重要な危機管理ワクチンの開発、基礎研究をどう強化するのか・・・枚挙にいとまのない課題をどう設定し、どう解決のプロセスを動かしていくか。
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川原さんとの対談の中で、色んな論点が浮かび上がり、意見を交わしました。
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と堅くとなりましたが、対談自体は、2人の間柄もあって、軽快なテンポと掛け合いが好評。
「面白かった!ためになった!無料なんてもったいない。」とすこぶる喜んでいただけたので、近々、またどこかで開催されるかも!しれません。

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