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「一清掃員の独り言」〜さらば東喜運輸〜最終日にmr.TAYAにアクシデント

一ゴミ清掃員の私が8年目を迎え、ゴミ業界の裏事情や、こんな作業員、運転手などを勝手に紹介していきます。少しでもゴミ事情を理解して頂ければこれ幸いです。ゴミ裏事情…発車オーライ!

清掃会社の一つが

長年の歴史と共にこの春ピリオドを打った。

実に寂しい話である。

東喜が無くなってからあっという間に3ヶ月が過ぎた。

思えば

この会社には色んな思い出が満ち潮の様に押し寄せて来る。

色んな現場

個性豊かな作業員、運転手

女性の社長

住民とのお付き合い

語り尽くせない思い出ばかりだ。

そして

最近ふと思った事がある。

その数々の思い出…

全部忘れた

…なんて言うのは作業員ジョークだが

中でも強烈な思い出と言えばこの漢なしでは語れない。

このnoteをご覧になって下さる皆様にはお馴染みの

TAYAさんである

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TAYAさんの肩書きは

スーパー可燃アドバイザー

である。とにかく仕事ぷりがスペシャルなのだ。

無駄なく漏れなく収集する

我々作業員の憧れである。

今回は無数にあるTAYAエピソードの中でも

「東喜運輸最終日の事件」

をご紹介したいと思います。

長年東喜運輸を支えて来たTAYAさん。

彼がいなければ東喜はとっくに潰れていただろう。

TAYAさんあっての東喜運輸だったのだが

社長の諸事情により

会社を畳む事にした。

会社を畳む3ヶ月前に社長からの発表。

我々も唖然とする中

精悍な顔立ちの漢が黙って聞いていた。

そう

TAYAさんである

数日後

TAYAさんは社長に

こう直訴したそうだ。

「最後まで看取らせてくれ」

まわりがざわざわする中

精悍な顔立ちの漢の発言に対し

社長の返事は物凄く小さい声で

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