ジーン・スタプニツキー監督「マディのおしごと 恋の手ほどき始めます」を見た。

税金が払えずに自宅を差押えられそうになった32歳の女性マディが、お金持ちの両親から19歳の内向的で奥手な男子を(大人として成長させるために)誘惑する仕事を引き受けるという物語なのだが、この32歳の女性役を、演技派のベテラン女優(だと個人的には認識している)ジェニファー・ローレンスが演じていることに、「何故この大女優がこんな役をやってるのか？」と頭の中を"？マーク"が飛び交う映画。

突然目の前に現れて、セクシーな服を着てストレートに迫りまくるマディに男の子はタジタジなんだけど、何だかんだで2人は仲良くなっていく。何故この奥手男子がマディに惹かれるのかはよくわかんないのだが…

紆余曲折を経て最終的に男子は成長し、マディも過去の呪縛から解放されるってな展開で、"ちょっといい話"的にまとまるんだけど、まぁ、そんな作品。で、やはり、「何故、ジェニファー・ローレンスはこんな役を受けたのだろう？」と不思議に思う。結構大サービスで頑張ってるんだけど。