ローズマリー・バトラーが歌った主題歌がカッコ良すぎて今でも聴いている「汚れた英雄」だけど、映画そのものについてはレースシーンと主人公がモテモテのシーンしか覚えてないなぁ… と思って、1982年の劇場公開時以来40年以上ぶりで4K UHDで「汚れた英雄」を全編見てみた。

とにかく、主人公を演じる草刈正雄が果てしなくカッコ良すぎる！　その美貌と肉体で、お金持ちの淑女を虜にし、莫大なレース費用のパトロンにしている、というわけで。このへんが"汚れた"ところなのかも知れないが、現代の目線で見れば全然汚れた感じは受けないなぁと思ったり。

あと、当時であれば、これでも結構迫力満点の凄いレースシーンだったのかもね。このへんは時代が変わりすぎて、今の視点では正当な評価は出来ないな。

何はともあれ、若き草刈正雄の有無を言わせぬカッコ良さを堪能する映画でした。こんな感じしか覚えてないなぁと思ってたのが、ほとんどそんな感じの映画でしたね。角川春樹第1回監督作品。

宣伝コピーは「0.1秒のエクスタシー」、懐かしいっ!!!