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日記;20240215 運と縁とタイミング

 昨日の面接が合格だと信じたいが、まだ連絡は来ていない。この日はエージェント経由で受験する面接が2つ設定されており、重い腰をあげて受けにいく。

 ニコタマへ。1次面接だったが5人くらいの部長・役員クラスがこられて、やっぱ小さい会社ってそうだよな...と思う。ここでもやはりおじさんウケがいい。というか仕事のできるおじさんへウケがいいのかもしれん。この日一番話したおじさんとは一緒に仕事したいな、と思った。この人の求めることなら自分はあっさりできちゃいそうって気持ちはちょっと嬉しいし存在の肯定。

 面接が終わって多摩川沿いへ繰り出すと、とんでもない強風が吹いていた。これは、春一番?なんだか陽気もポカポカで、こんなの花粉が大喜びでブンブン飛ぶやつでは。でも、風にも負けず。スタバファンとしては逃したくなかった、二子玉川公園のランドマーク店舗へ。ロゴが昔のやつぽい。少し高台でなるほど景観がいい。スプリングブレンドの試飲もいただいて、またも春か~、となる。確かここで日記を書いた。午後も面接あるのに謎のリラックス。BluetoothキーボードとiPadでGoogleドキュメントに書くと、入力に遅延が発生してしまうからちょっとダルい。寿司打12000点を超える自分のタイピングのせい説、あり。(隠しきれぬ自慢)

 さらに強まる強風のなか二子玉川駅まで歩き、田園都市線~半蔵門線で神保町まで。面接まで時間があったので神保町のサイゼリヤで昼食。となりに座っている人がめちゃくちゃ野球の話をしていて、しかもその片方はプロ野球選手が引退したあとの太り方をしていた。めっちゃごっつい。力士みたいだけど力士ほではない、って感じ。絶対誰かだと思うけど思い出せない。サイゼリヤのランチ、信じられないほど安いのでおらが町にできてほしい。ファミリーレストランが一軒もないのだ。

 花粉症を派手に発症していないことをうれしく思いつつ、それでもなお余った時間をつぶしにベローチェへ行ったあと面接。ここの面接はちょっと型にはまっていたけれどそれでもやってきたことはちゃんと伝わっていた。昨日にしてもそうだったが、去年ベンチャーとかWeb系の企業を受けていたときとは面接官の反応がぜんぜん違う。とにかくやってきたことが響く。すぐ理解してもらえる。有形と無形の隔たりなのか、それとも単純に自分の伝え方が変わったのか。つまるところ、前職では「商流の中における自分の立ち位置を明確に理解し、そのうえで売上を伸ばすための施策を行いそれで成果を出していたわけで、それが正確に伝わればふつうに欲しい存在よな...なんか改めてベンチャーって特殊だと思った(他責)。

 面接が終わり、エレベーターでスマホを開くと昨日の会社から内定連絡と内定通知書がきていた。うわーやったーあー。通知書の条件を見ると、給与は前職・前々職より条件いいうえ(しかもみなし残業なしだし)、諸手当もも鑑みると結果的にめちゃくちゃ転職成功した。学歴ロンダみたいだ。職歴ロンダ。有原式FA。前々職を辞めるタイミングではこの会社も募集をかけていなかったわけで、当時の自分はこの仕事を魅力的には思えなかっただろう。

 縁すぎる、人生。中学時代通ってた塾の塾長がさんざん言うてた「人生は運と縁とタイミングや」がガチすぎてヤバい。今回、全部そう。リファラルを紹介してくれたTは大学1年の頃からの友人で、サークルで出会ったのだが彼は3年にあがるタイミングでサークルを辞めた。わたし以外のサークル同期全員が彼との交友が途絶えているなか、わたしだけは卒業後もかかわりを続けていた。大学時代の交友ってあっさり途切れるものだけど、それはTだけではなくHだってそう。社会人になっても関係を続けてきて、お互いの仕事の話や現状を知っているからこそ、人員増枠のタイミングでわたしが失業していたのがあまりにもちょうどよかったわけである。スペクタクル...あと、昨日の選考の前にアンケートという名の小論文があった。あれも30分くらいで書くにしては設問も多かったのだけれどあっさり書けた。この3カ月でわたしが執筆した日記の総文字数はゆうに120,000字を超えており、情けない話わたしはこの文量の小説を書いたことがない。たぶん、地力がつき始めてる。ほんとうにいろいろタイミングである。運と、縁と、タイミングや。

 内定承諾し各人へ報告、また前々職と同じ中央区の○○で働くことになったと父親にLINEしたら「渋谷(前職)は東京の田舎だから、やっぱ中央区っしょ!」とかいうわけわからんLINEが来ていた。自分が親になっても似たようなこと言いそう。

 帰宅、安心しきって疲労感やばい。とんかつを食べに行き、何も考えずパワプロして、母と電話で喋って「やっぱ前職は生理的に無理だったんだと思うよ根本的には」と結論づき、よく眠るためにシャッターを閉めた。


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