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映画のかんそう(15)

twitterに垂れ流した映画の感想を集めてみた第15だん。
主に映画はTVの、深夜とかテレ東の昼間にやっているのとかを録画して、真夜中にひとりで観ています。
基本的に1映画1ツイート。(1ツイートで収まらないことが多くなってきましたが。)

ロード・インフェルノ(2019年)
Bumperkleef / Tailgate (2019)

映画『ロード・インフェルノ』観た。煽った相手がサイコパス殺人鬼だったというスリラー。煽り運転したとはいえそこまでされる謂れはない被害主人公家族に、全く感情移入できないのが新しい。そのせいか、余計にサイコパス殺人鬼の恐ろしさが際立つ。本当に恐ろしい。ラスト、音だけで描写される結末

グレートウォール(2017年)
長城 / The Great Wall (2016)

映画『グレートウォール』観た。マットデイモン主演の新解釈・万里の長城なファンタジーアクション映画。万里の長城が、恐るべき群体怪物・饕餮から人類を守る施設だったとする新解釈。妙にカラフルな宋軍とかツッコミどころは多いが、凶悪な造形の大盾をファランクスめいて使っているのでとても良い。

レッドクリフ(2008年)
赤壁 / Red Criff Part I (2008)

映画『レッドクリフ』観た。演義の赤壁をスタイリッシュに描いたスペクタクル巨編。戦闘シーンは迫力あって良いが、全体的に冗長な気がする。無闇に長い。一番の見所は八卦の陣。劉備孫堅配下武将の見せ場がたっぷり設けられ、思う存分無双する。特に両軍とも大盾の使い方がかっこよく、大変良い。

今回観たグレートウォールにレッドクリフ、過去に観た墨攻や封神伝奇など、盾の使い方がかっこいいアクション映画は良いな。

クワイエット・プレイス(2018年)
A Quiet Place (2018)

映画『クワイエット・プレイス』観た。音を立てるとエイリアンに見つかって喰われる理不尽無情なホラー。いろいろと都合良すぎる展開が多くてチープな感は否めないが、音を立ててはいけない演出には一定の緊張感があり、手に汗握る。ラストシーンの母がターミネーターのサラコナーめいてパワがある。

ドント・ブリーズ(2016年)
Don't Breathe (2016)

映画『ドント・ブリーズ』観た。チョロい盲目老人と舐めてかかった強盗が返り討ちにあう、恐怖のホームアローン。元軍人の盲目老人は異常聴力と決断的殺意を持ち、恐ろしく執念深い。物語が進むと共に明らかになる盲目老人の異常性と常軌を逸した目的に、思わず震え上がった。コワイ。

音を立てると捕捉され殺されるのはクワイエット・プレイスと同じ構図だが、致命的弱点を持つエイリアンに対して、これといって弱点がない盲目老人の方が遥かに脅威度は上だ。

エクソシスト(1974年)
The Exorcist (1973)

映画『エクソシスト』観た。何十年ぶりか。じっくり観ると、冒頭発掘シーンでの不吉で不穏な予兆とか、徐々に変貌していく少女の様子とか、神父の苦悩とか、悪魔払いのシーケンスとか、結構地味かつ丁寧に描かれていて、記憶に残るショッキング映像満載ホラー映画とはだいぶ印象が異なる。面白い。

 
 
 

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