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踊り狂う夜

煌びやかな憂鬱

朝と夜が乱舞する

煌びやかな車輪

ハマらずに

途方に暮れる

握りしめた心を投げる

あちらからも

のぞいている

距離をとりながら

離れていく

無様に痴態を晒す

醜いものほど

近づきたくなる

綺麗なものほど

謙遜したくなる

ステージの上からはシャンパンが

螺旋を描きながら舞う

綺麗だ

その中に参加していく

同化することで安心する

生きているのだと思う

ほんのひとときの生にすがる

シャボン玉のような

刹那の生

交わることはない

屋根までとんでいく

そこで己が舞う

狂気したくなる夜には

ステージに近づくと良い

乱舞したくなる夜には

踊り狂えばいい

ただただ今この瞬間を

濃密に味わおう

踊る意味など元々

何もないのだから


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