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【ロザン菅広文】

先日、初めてロザンの菅さんに飲みに連れて行って頂いた。高校時代にマンスリーよしもとを購読していたりクラスメイトの女の子が「昨日SummerSmile行ってきてん!」と聞いて、羨ましい…と嫉妬した前田少年に見せたいツーショットです。

この世界に入って、多くの方の触れ合った。
僕は比較的アクセルとブレーキが正確なタイプなので、傍から見ながら芸人さんだけでなくありとあらゆる方をしっかり視てコミュニケーションを取るタイプです。 

そういう意味ではロザンさんは全く視えない。
底が深いのか、光が屈折しているのか、それは解らないが、底や隙を見えない。

なので、僕も自分から積極的にお話しをすることはしていませんでした。ご迷惑になるのもイヤなので。

しかし2020年、知人に「ロザンのYouTubeおもろいよ!」とオススメされた。

へぇ、ロザンさんYouTube始めはったんや!と視聴


最高すぎた!!

忌憚なくお話しされている様でギリギリバランスを取っているし、二人の関係性で広がり弾むトーク。

善悪をハッキリ言うのがトレンドな時代ではありましたが、本来はそこに面白さ(Interesting)が在るかがエンタメの本質で「ロザンの楽屋」はそれを兼ね備えたとても良質なコンテンツだなぁと、そこから視聴をすることになりました。

僕は時事や事象を多角的に分解した後に、菅さんか選択される主観が大好きで、

先日亡くなられた上岡龍太郎さんや、上岡さんが心酔した立川談志さんなどに僕も惹かれるように、自分に無い発想や考え方をズドン!!と放言される瞬間に感動と心の拍手をしてしまうのです。

そしてその後に菅さんがnoteを始められてそれを課金して読んでたことを菅さんが知って下さって、その流れで先日ご飯に誘って頂きました。

こんな事をつらつら書いてると菅さんに媚びてるようにもなりますが、個人的にロザンの楽屋で1番好きだったのが宇治原さんの提言

これ!!
ほんと、これ全然気付かなかった!!

これでロザンのお二人の思考幅や視点の角度に感銘を受けたのです。


そんな畏敬の念を持っての菅さんの食事会ですが
初めて菅さんの懐を見れたようで嬉しく感動しました。

最も驚いたのが「前田さんってビジョン無いでしょ?」って心を一突きする言葉を投げられた時です。正直、こんな事を言われたのが初めてで、どちらかというと僕も弁が立つし、自分の事はさて置き、周りのダメなポイントはよく見えているし、それに忖度なくズバッと言うタイプなので、周りからは信念やビジョンが明確と思われてました。

だからこんな風に菅さんに人間性を見抜かれたのは、なんか嬉しかった!本来は安々と見抜かれたら浅はかに感じますが、プロレスファンが猪木にビンタされて喜ぶに近い感じに近いかもです。

僕は本当に明確な長期ビジョンがなく、逆算して自分が死ぬ5年前から幸せな人生だったと述懐出来るようにいかに楽しむか、やり甲斐を持つかだけ考えて仕事してるだけで、でも周りの皆さんは情熱があって〜と評価して下さいます。

もちろん、僕は周りの舞台監督にお笑い感性で負ける気は今のところ無いですが、舞台監督に固執してる訳でもないですし、吉本新喜劇の浅香あき恵さんや島田珠代さんのYouTubeも撮影や編集もするし、任されたら構成の仕事もしたし、吉本のスタッフ養成学校の講師もしてるし、数年前までは少年野球のコーチもしていました。

行き当たりばったりで、より自分らしく暮らせる自分像を模索するだけなのを、少し話しただけの菅さんに見抜かれ「俺もそのタイプやねん」と仰られたのが、感動にも似た心が揺さぶられる感覚でした。

本日、6月8日に菅さんが上梓された京大中年も、嘘無しで結婚式の件で涙出ました。菅さんという、客観理知の人が涙するエピソードがたまらない!!

改めて媚びる訳では無い。

僕は良いものは良いし、悪いものは悪いと発信もするタイプです。頑張ってくれた裏方にはこのnoteでも書くし、ルサンチマン的な先人への苦言も書いてきました。

なので、今日まで僕が書いてきたこのnoteを担保に菅さんの京大中年を多くの方に読んで頂きたいと思う夜です。

上述した食事会で菅さんに「前田さん大卒ですか?」と聞かれました。

高卒ですと答えたら、noteの文章が凄くしっかりしてましたとお褒め頂いたのが、現代的な表現ではないですが恐悦至極で嬉しさの極みでした!僕が武将なら仕えてますよ。

「中心を目指すな!」https://note.com/taku19831216/n/n31b9637ba09e 


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