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新年の所感

明けましておめでとうございます。
本年も書ける範囲でnoteを更新していきたいと思います。今年の新年は穏やかなもんでNGK、祇園、漫才劇場を満遍なく回って過ごしまして、そろそろお正月の空気も薄れてきたのが残念です。

来月にはかまいたちの武道館単独ライブを皮切りに

色々動き出してまた激動になる事はまず間違いなさそうです。

というわけで、それまでに新年会を連発して人との接点の密度と速度をあげている日々です。

昨日は仕事終わって、劇場出るタイミングが一緒だった今井らいぱち君と歩いて帰って、彼は家庭があるのでそのまま近所でお別れして、24時過ぎに1人でうどん屋でご飯食べようと思ったら、若手芸人が7人もいました!!

飲みに行った事ある子も何人かいますが、半分以上は劇場で挨拶程度の付き合いなので、一緒にご飯食べて話しをする良い機会になりました。連日新年会続きだったので、今日は節約しようと思っていた目論見はパーになりましたが😂まぁ全然いいです!

というのも

いま、売れてときめいている人気者達と、僕が仲良く一緒に仕事させてもらえているのは、間違いなく飲みに行って仲良くなったからだと自負しています。

仕事のスキルだけでいえば僕よりも凄い人もいますけど、この辺のコミュ力はまぁ当分負けないです(笑)

世間の業種との違いはこういう所で、芸人の皆さんは僕達よりキャリアが浅くても数年で遥かにスケールが大きくなる事も多いです。

世間一般的な会社だと、どの上司に付くかで出世速度変わったりしますが、お笑いの世界は誰と仲良く(感性が合うか)で、我々裏方や作家は芸人さんが作る潮流に一緒に引き込まれて自分じゃ到達出来ない所まで連れて行って貰えます。もちろん作家さんがその潮流を作るのにも力になってますが。

かまいたちには武道館に連れて行って貰うし、兵動さんには去年フェスティバルホールに連れて行って貰ったし、つぼみには過去に野外音楽堂やZEPP、なんばHatchなど、普通にお笑いや演劇の裏方をしていたら辿りつけないところまでご指名で連れて行って貰えます。

会社などでは上司が部下にご馳走する時は、部下の従順と忠誠が対価になるケースも多いかと思います。

しかし芸人の皆さんとはそこが全然違うから、例え彼らにご馳走したからといって、従順であっても忠誠があっても、そんな事にはあまり意味がなくて、彼らがスケール上がるときに流れに乗せてもらえるという、未来に価値があります。

裏方はコミュニケーションがそんなに上手くない引っ込み思案な人が多いのですが(だから裏方を選ぶ)、僕からみたら、言葉にするのは苦手でもその仕事への熱量とか考え方とか、出演者に伝えてあげたらきっとみんな喜ぶし、もっと評価してもらえるし、関係が深まってより良い未来に繋がるのになーと思う事はかなりあります。僕よりも熱心に真面目に取り組んでる後輩も何人もいます。

なので、芸人の皆さんと食事する機会を自分で作る時にはそこに裏方を呼ぶことも多いです。

先日もさや香新山、天ピ竹内、新喜劇松浦、劇場制作さんにお声掛けをしました。

人と人が接点を持つことで、新たな関係が生まれたり、互いの考えが理解出来たり、仕事に還元出来ることは過分にあります。

この写真は京都南座で松竹新喜劇の演出を令和喜多みな実の野村くんが手掛けていたので、新喜劇座員達と観劇!その後に記念撮影😊

酒席だけがコミュニケーションの軸ではないです。

自分や共に仕事をする仲間を上手く巻き込んで「今だけ」ではなく未来に価値が生まれるようなコミュニケーションを取れたらなぁと思う新年でございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します!

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