新作映画「SEED FREEDOM」と「555パラダイス・リゲインド」から鑑みる「英雄ワタル」と「創造ワタル」 そにょ２
こんにちは＆はじめまして、taku1(たく)と申します。
※ こちらには2024年劇場公開作品『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』と『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』の内容に触れていますのでご注意ください！
前回に引き続き、件名の話題に触れたいと思います。
どちらの作品も旧型が新型を凌駕する展開に驚き、少し考えたら二つの理由が見えたという話ですね。
一つ目は、制作側も当時のファンだった世代に切り替わりつつあるという事。
そりゃそうだ、作品誕生から二十年経ってるんだもの。
なので、作品を制作する側も商品を制作する側もファン目線が解ってるんじゃないかという憶測です。
とはいえ作品に投資するメインスポンサーとしては回収するために新商品を出さないといけない。
そこから望まれない作品みたいなのが誕生するのは不幸としか言いようが無いですよね。
はい、私は『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』がダメな人でした。
必ずしも予定調和な作品がいいわけではないし、だからと言って賛否両論を引き起こす作品が良い訳ではないので、答えの無い問いをここで論議するつもりはありませんが、少なくとも私個人は称賛できない作品だったわけです。
新しい玩具のせいでこんな展開になった訳ではないにしろ、そこで「続編って望まれるけど作られればいいってわけではないわなー」って久しぶりに思い直すことが出来た貴重な体験です。
だからこその二つ目になりまして、昔の製品のリメイクでまだ商売が出来るという部分です。
やっぱり制作側も前のモデルを手掛けたいでしょうし活躍して欲しいでしょうし、ファンが今の最新技術で新たなものを欲しているのを同じ目線で知っているという感じでしょうか。
ファイズの変身ベルト、CMSファイズフォンなどもVer.2となり新たな機能を搭載してまた発売したり、ガンダムSEEDではSpec2やら弐式やらで前のガンダムをちょっと変えて、更には追加装備させるという上手い魅せ方だと本当に思いました。
これは過去の製品を持っているけど新たに欲しくなりますもの。
なので、両作品ともこの展開を制作したスタッフの皆様を称賛するとともに、了承したメインスポンサーも称賛いたします。
でもどちらの作品も凄い商品量が市場に投入されている気がしておりますので、やはり作品がヒットすれば商品も売れるという事でしょうか。
事、まだこの作品を観ていたファン層は物を買わない若者世代というわけではないと思うので、私同様に経済を回しまくるヲタだから行ける気がします。
長年愛した旧型が新型を凌駕するのは作品的にも燃える展開ですから一挙両得の結果ですね。
さて、ここからが真の本題です。
更に長い歴史を持つ三十五周年を迎えた我らが『魔神英雄伝ワタル』の因子を受け継ぐと思われる『魔神創造伝ワタル』。
同じメインスポンサーを持つ作品としてどうなっていくのか？
『魔神英雄伝ワタル』もいろいろな作品が登場して長年愛されいている中で、やはり最大の特徴は「主役は戦部ワタル」という部分ですよね。
勿論派生作品では虎王やヒミコが主役だったり翼ワタルが主役だったりしますけど、その作品内でもあくまで「主役は戦部ワタル」という根幹ありきの展開になっています。
ライダー、ガンダムだけではなく、戦隊、勇者、エルドランもそうだし、大作ゲームだって殆どそうですよね。
あのアメコミのMARVEL作品でさえ同じヒーロー名だけど主役は台替わりした入れ替わったりするし、とうとうあの『ポケットモンスター』でさえ主役交代するようなそんな時代に「主役は戦部ワタル」を貫いていた作品ってどう思われます？
かなり特殊な作品であることには間違いないと思っています。
そりゃ人間ドラマや成長物語を書いていくうえで、主役を切り替えないと展開を考えるのが厳しいですものね。
こういうのは『男はつらいよ』や『渡る世間は鬼ばかり』みたいな大人が観る実写ドラマ的なのに向いてはいますけど。
『魔神創造伝ワタル』については三十五年経った今から主役切り替え、正確には主役声優切替ですが、そこが確定しているので、仮面ライダーでいうと『仮面ライダーＶ３』、ガンダムで言うと『機動戦士Ｚガンダム』が三十五年経った今から始まると思えばいいのでしょうか？
ちょっと複雑な気持ちになりますが続報を待つしかないので待機いたしましょう。
旧型が新型を・・・なんて展開、あるのでしょうか？
最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました！
色々書きましたが、最近の物価高やら高額玩具展開が当たり前の世の中、私個人としてはファイズはCMSファイズフォンVer.1で充分ですし、ディスティニーガンダムも前のMETAL ROBOT魂で我慢できてしまうという、必ずしもこのやり方で商品が売れるかというとそうでもない危険性はやはり潜んでますよね。
でも作品性としてはファンのツボをついていて正解だと思います。
まあ玩具に関しては、そもそも高過ぎて買えないので我慢せざるを得ないし、何より買っても積むだけを今までも続けているので・・・。
またね。
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