【第40話】治療中断
12月11日から始まった、ステップ2の地固め療法。月〜土まで、6日連続で抗がん剤治療が続きました。予定では、「2週間続けて、白血球の数値が下がった時点で終了する」とのことでした。
しかし、18日の朝、「白血球をこれ以上下げると危険ですので、今日の治療を中断します」という主治医の判断。
(え、まだ1週間しかやってないのに…?)
僕としては、あと1週は続くものだと思っていたので、ちょっと拍子抜け。
加えて、不安な思いもありました。それは、「本来ならもっと抗がん剤を打たなければいけないのに、途中で打てなくしまった」という、主治医がやりたかった治療が不十分なまま終わるのでは、というもの。
実は、ステップ1の寛解導入療法の時も、途中で副作用が大きく出た時に中断したので、今のところ2つとも、治療を最後までやりきったことがないのです。
看護師さんたちに聞いてみると、「人それぞれですよ。皆さん、採血の結果を見ながら、その時々で治療方針が変わっていくから大丈夫」とのこと。
看護師さんたちの話に少し安心はしたものの、治療が順調なのかどうかについて、正直、不安は拭えません。
しかし、治療について判断するのは主治医の仕事であって、僕にできることはやっぱり感染症対策のみです。
おかげさまで、ステップ2の1クール目が終了しました。抗がん剤治療は、しばらく休憩。白血球を上げる注射も始まりましたので、これからは元気になっていく期間です!
2023.12.18
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?