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ロイターNY市場サマリーで今週を振り返る。2023年5月13日

以下、記事の要約です。

UPDATE 1-NY市場サマリー(8日)利回り上昇、ドル小幅高・株ほぼ横ばい

株式市場は横ばいで取引を終えました。投資家は米国の消費者物価指数(CPI)に注目しています。タイソン・フーズなどの企業の決算が期待外れとなり、地銀株の反発も一時的でした。市場は週内のCPI発表を待ち、インフレ抑制やスタグフレーション懸念を判断する手がかりとします。

NY市場サマリー(9日)ドル上昇・株式下落、CPIに注目

主要株価指数は下落し、投資家は米国の消費者物価指数(CPI)の発表と債務上限問題を警戒しました。市場はCPI統計からのインフレ鈍化の手がかりを探る予定であり、バイデン大統領と議会指導部との債務上限協議の結果も注目されています。ペイパル・ホールディングスとスカイワークス・ソリューションズの業績見通しの失望も地合いを悪化させました。ボーイングはライアンエアー・ホールディングスからの大規模な受注に好感が持たれ、上昇しました。

UPDATE 1-NY市場サマリー(10日)ナスダック・S&P500上昇、ドル安定的

ナスダック総合とS&P 500種が上昇し、ナスダックは8カ月ぶりの高水準に達しました。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率の予想を下回ったことや、米グーグルの親会社であるアルファベットが人工知能(AI)を発表したことが好感されました。アップルやマイクロソフトなど他の大型テクノロジー株も上昇しました。ただし、連邦債務上限への懸念があり、値動きは不安定でした。地銀株ではパックウエスト・バンコープとザイオンズ・バンコーポレーションが下落しました。石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアムと民泊サイト運営大手のエアビーアンドビーもそれぞれ下落しました。エアビーアンドビーは第2四半期の予約の鈍化と客室平均単価の低下が見込まれたためです。

NY市場サマリー(11日)ドル1週間ぶり高値、ダウ・S&P下落

ダウ工業株30種とS&P 500種は下落し、ウォルト・ディズニーの会員数減少や地銀株・エネルギー株の下落が影響しました。一方、アルファベット(親会社:グーグル)はAIを搭載した新たな検索機能を発表し、4.3%上昇し、ナスダック総合を押し上げました。一部の競合するマイクロソフトは0.7%下落しました。地銀のパックウエスト・バンコープは22.7%急落し、預金の減少と追加の担保提供が明らかにされました。テスラは終盤に買われ、2.1%上昇しました。イーロン・マスクCEOがツイッター運営会社の新CEOを見つけたことをツイートしました。

NY市場サマリー(12日)ドル・利回り上昇、株は下落

米株式市場は下落し、主要株価指数が終了。5月の米消費者信頼感指数の低下により、大型株が売られた。ダウ工業株30種は5日連続で小幅下落し、連続安となった。テスラは2.3%下落し、前日に上昇していた。ニューズ・コープは第3・四半期決算が市場予想を上回り、8.5%上昇した。ファーストソーラーはスウェーデンの企業を買収すると発表し、26.5%上昇した。取引所の出来高は93億3000万株で、平均より低い水準でした。


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