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知識の"幅"

どうもtakuhoです。

前回までマーケティングの話と少し学校みたいな話をしてしまいましたね笑
今回からまた、概念的な話をしていこうかなと思いますので、ぜひ気軽に読んでみてください!
 今回は「知識」というテーマでいこうかと思います。20代に入って考えることが増えたからこそ考えないといけないテーマなのかなと思っています。

幅の定義

 知識の幅って聞くと、"たくさんのことを知っている"というイメージを持たれるかと思います。まさにその通りです。しかし、その"たくさん"をより明確にしておくことが必要かなと思います。
 ここで言う"たくさん"とは、"ジャンルがたくさん"という意味です。スポーツやIT、音楽、マーケティング、教育、接客、ビジネス、などさまざまなジャンルの知識を有することを"たくさん"と呼びます。このジャンルの多さこそ"幅"であり、この"幅"が実はとても重要な役割を持ちます。
 ではなぜ"幅"が重要なのでしょうか?同じジャンルを多く持っていればその道のプロフェッショナルになれるかもしれないのに。
その理由は大きく2つあります。

視点の転換

 知識の幅が広い=しってるジャンルが多い、と言うことは、"さまざまな視点を持っている"と言うことです。つまり、1つの事柄に対してさまざまな面からアプローチをすることが可能です。
 例えば、「なぜ日本は預金率が高か」を考えるとしましょう。その時、金融の知識で考えれば「投資した方がはるかにいいのにどうしてだろう?」とか「NISAがまだ知られていないんじゃないか」といった考えになります。しかし、これを別分野、社会学的に考えてみると「日本の人口の約1/3が貧困である、だから投資なんて考えている暇がない」とか「日本は高齢者が多く、投資なんか考えない層が多い」とかって考えます。また、歴史学で考えれば「昔の日本は預金をすることでお金が守られていて、その名残なのでは」などの考え方もできますし、政治学から行けば「日本政府としては預金率が高くないと困っちゃう」という考え方もできるでしょう。
 1つの事柄を考えるのに、これだけの視点を考えることができれば、その物事の本質に辿り着けるのではないでしょうか?

 1つの視点ではなく多くの視点で見ることでその本質を捉えることができるようになります。これがいわゆる"知識の深さ"です。なので、より多くの視点を獲得し"深い知識=物事の本質"を得るために、より幅の広い知識が必要なのです。

知識の掛け算

 "知識を掛け算する"と言われてもピンと来ない方も多いかと思います。しかし、これはこの世のあらゆるもので行われています。
 例えば、音楽のストリーミングサービス(携帯で音楽が聴けるサービス)なんかも、その一種ですよね。音楽✖️スマホ(IT)の知識を掛け合わせて、音楽をインターネット上にアップすることで、誰でも音楽を手軽に持ち運べるようにしました。また、スターバックスコーヒーのサービスもそうですよね。コーヒーの技術✖️空間設計で"ゆっくりしていきたくなるカフェ"を実現しています。
 このようにして、この世に存在する商品のほとんどが何かと何かの掛け算になっていることが多いです(僕はこれ、兄から教わりました笑)。

必要とされる人材になる

 自分の知識の幅が広がりその掛け算をすることができるようになると、より必要とさえれる人間になります。
 例えば、バスケットボール選手が難易度5の技をやっても「すげー」ぐらいにしかなりません。しかし、SnowManの目黒蓮くんが難易度1のシュートを決めると「ええ、アイドルなのにバスケもできるの!?」ってなります。
また、"めちゃめちゃイケメン""めちゃめちゃ可愛い人"ってこの世にごまんといますよね。"優しい人"もこの世にごまんといます。でも、"めちゃめちゃイケメンで優しい人"とか"めちゃめちゃ可愛くて優しい人"ってこの世に少ないですよね(怒られそう笑)。このように、何かと何かの両方ができる人ってだけでだいぶ注目してもらえます。
 
 知識の幅を広げ、その掛け算をうまく行えるようにし、"何かと何かが両方できる人"になると、より人に必要としてもらえる人間になるので、皆さんもぜひ、"知識の幅とその掛け算"を意識してみてください!

最後に

 いかがでしたか、知識の"幅"について。僕はこの考えに結構助けられてきた感じが強いですね。自分のやりたいことを実現させるための考え方として掛け算の考えもよく使ってます、そこはお兄様様です笑

 皆さんも何か新しいことやってみたくなったり、何かを深く考えてみたい時にこの考えをぜひ使ってみてください!

ではまた。
takuho


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