初回は↓から！長くなるので序文はなし！

アメリカへ向けてテイクオーフ！(マヤノトップガン）

さて、アメリカへ向けて出発です！
今回乗るのはユナイテッド航空の787-10。あまり詳しくはないですが、どうやらかなり新しめの機種のようです。
シートの下になにもないので、足元は結構広め。また、各座席にブランケットとネックピローが用意されていました。

シートバックにはタッチパネル式のディスプレイが用意されており、さすが国際線という感じです。

離陸前のSafty Videoが国内航空会社と雰囲気が違い、ラプソディインブルーをBGMとしたドラマ調の映像作品になっていたのがおもしろかったです。（公式がアップしている動画ではないのでリンクは埋めませんが、興味がある方はyoutubeで検索して見てみてください）

ユナイテッド航空の機内食

飛行機は問題なく定刻で離陸、ここから長旅の始まりです。
離陸後一時間ほどでドリンクのお時間が開始されました。
国際線ではアルコールが無料！ということで、せっかくなのでビールをお願いすることに。
用意されていた銘柄はアサヒ、ステラ、ミケロブの3種類。日本で飲めるアサヒを飲む意味もないので、私がステラ、M氏がミケロブをチョイス！

ビールのお供としてでてきたお菓子はすげーしょっぱかたです。

飲み物配布から1時間ほどで、今度は食事の配布が始まりました。
ユナイテッドの機内食はまずい。ただ、日本発便は日本で積む食事だからマシ。と事前に聞いていたので期待と不安を抱えながら席まで来るのを待ちます。
今回の二択はチキンorパスタ。ここはふたりともチキンをチョイス。

うまい！！！！！普通にてりやきの鶏肉とご飯があう！！！
デブの私が言うのだから間違いありません、全然いけます。
量は少ないですが、まあ羽田でお好み焼き食べてますから十分です。
食後にはアイスが出てくるという噂も聞いていたんですが、出てきませんでした、残念！

食後にコーヒーをいただきました。illyのコーヒーなんですが、素晴らしいのが、ミルクをお願いするとちゃんと牛乳を入れてくれること。ミルクポーションと本物の牛乳じゃ味が段違いですからね。これは嬉しいポイントです。
ちなみにこれは行き帰り通してなのですが、なぜか毎回砂糖の袋をいっぱいくれます。適当すぎる。

食事後は消灯されるため、おねんね。
4時間くらい寝たところで軽食配布でおこされます。
なんかミニチーズバーガーみたいなの2つでした。チーズ苦手なんでしんどかったです。消灯中だったから写真も撮ってません。
軽食後、到着まで残り2時間くらいたったあたりで機内に明かりがつき、到着に向けて準備が始まります。
朝食が来るんか？と思いきやなかなか始まらず、残り1時間切ったあたりで配布が開始。いやギリギリすぎんか？
朝食の選択肢はヌードルorエッグ。
私がヌードル、M氏がエッグを選択。

ヌードルはうどんにあんかけみたいな見たことない食べ物。和風の味付けなのでまあ普通に美味しかったんですけど、いったいこのうどんはなんという料理だったんでしょうか。謎です。
エッグはまあ普通によくある感じですね。味も普通にエッグだったらしいです。

食事が終わったら着陸態勢にすぐに入っていきます。このタイミングで税関申告の紙が配られました。何も書かずに出せばOKと言われました。そういうもんなの？と思っていましたが、実際入国審査でなんか書いてもらって、その後の税関ゲートで紙渡したらそれで終わりでした。ザルじゃん。

向かい風追い風が相当強かったからか、35分も早く到着！乗り継ぎに余裕できるしラッキー！と思っていたら、ターミナルが開くまで待機するとの放送が。ぐぬぬ。結局ターミナルに着いたのは予定通りの15:35でした。

入国＆乗り継ぎタイムアタック

鬼門イミグレ

さて、ここからドキドキの入国審査とインディアナポリス便への乗り継ぎです。
乗り継ぎ時間は2時間15分。乗り継ぎ最低時刻は満たしていますが、十分とは言えません。
事前にシカゴの入国は時間が掛かるとは調べていたので、覚悟はしていましたが、いざ並んでみると予想以上の列！
並びはじめの初期の頃は、ahamoのローミングでウマ娘できるやん！とか余裕をこいていたのですが……
入国審査の列がいつまでたっても折り返さない！！！！！
この先で折り返しかな？と思っても全然折り返さず、折返し地点に到着した段階ですでに1時間経過。乗り継ぎにレッドシグナル点灯です。
どうやら、シカゴ空港の改装で入国審査のゲート数が減っていたようで通常よりも更に時間がかかっていたようです。
前の列の外人の兄ちゃんたちと、いやこれやべえわ。俺らは多分もう間に合わねーわとか話しながらひたすら並び続けます。
ようやく入国審査のゲートが見えた頃には、インディアナポリス便の保安検査締め切り時間。完全に終了です。

ちなみにゲート直前でおじさんが順番を譲ってくれたんですが、そのときに学生はこっちから先に行きな、と言われました。まだまだ学生でいける見た目のようです。嬉しいね。嬉しくないわ。
入国審査では、手の指紋を10本分スキャナされたあと、目的を聞かれました。観光って言ったら、あ？観光？みたいな雰囲気出されたので、すかさずオートレーシング、インディカー見に来たと言ったら、インディカー……って言いながら判子押してくれました。
ちなみにM氏は私の次だったので、あいつの友達か？って聞かれ、そうだと答えたらOKだったそうです。

インディアナポリスまでどうする？

ひとまず預け荷物を回収し、ユナイテッドの乗り継ぎカウンターへ。あとの便があるので、それに振り替えてもらうよう交渉へ向かいます。
しかし、こちらも大行列。時間かかるなーと思っていたら、前に並んでいた日本人親子から話しかけられました。
こちらのお二人もまさかのインディアナポリス行き。マーチングの世界大会を見に行くそう。
いつまでたっても列が進まないので、実際に飛行機に乗るターミナルのユナイテッドカウンターに行ったほうが早いんじゃね？と判断し、親子と一緒に現在地であるターミナル5からターミナル1へ移動することにしました。
ターミナル間移動は電車みたいなやつがあるので、それを使って移動します。

予想通りターミナル1のユナイテッドカウンターの方が空いていたので、すぐに窓口へ到着。イミグレが激混みで乗り継げなかったから、次の便に振り替えて？とお願いすると、なんと次の便は満員！しかも、次に空いているシカゴ→インディアナポリス便は翌日の夕方なんて言うじゃないですが！
窓口のおばちゃんは、キャンセル出るかもしれないから待っとけと言いますが、待った上で乗れなかったらそれこそ終了です。
親子の方も夕方では意味がないということだったので、いっそここはレンタカーかuberで行きませんか？と提案、それで行きましょう！ということになりました。

どこに行けばレンタカーを借りれるか教えてもらい（文章で説明してもわからんやろ？って感じで全部単語で道案内してくれた）、ターミナルFへ移動。

この段階で、一緒に移動する人が更にもう一人増えたので、借りるとしたら大きめのSUV以上。窓口で聞いたところ、乗り捨て料金が高いらしくコミコミ400ドルくらいを提示され、断念。
というわけで、Uberでまさかの200マイルドライブと相成ったのでした。

Uberの旅

早速Uberを呼び、ライドシェア用の駐車場へ移動。ちゃんとライドシェア用の場所が用意されているあたり、アメリカで浸透していることがよくわかります。
Uberで手配されたのはトヨタ・シエナ。M氏いわく最新型らしい。
あまり喋らないおじさん。老眼。

基本的にはずっとフリーウェイですが、シカゴの中心部近くのエリアは結構分岐が多く、これレンタカーで運転できる気せーへんとビビりました。

それにしても日本車の多いこと多いこと。某ビッグモーターの件で車検制度の有無が話題に上がりましたが、なるほどこれが車検制度のない国か～と実感しました。大破したまま走って車の多いこと多いこと。普通に道路上にパーツ散乱してるし、まあびっくりです。いくらネットで色々情報が手に入る世の中になったとはいえ、現地で自分の目で見る経験に勝るものはないなと改めて実感しました。

シカゴを抜けると、そこからはひたすら田舎道。まじでなんもありません。
最初は親子のおばちゃんと色々お話をしていましたが、疲れもあり流石にみんなおねんねorうとうと。
2時間ほど走った頃でしょうか、ガソリンいれるためにPA的なガソリンスタンドへ。

ここで10分くらい止まっていたのですが、Uberからなにか問題あったか？と通知が。ちゃんとGPSで監視してます、すごい。
M氏は併設のコンビニみたいな店へ行ったのですが、この経験が翌日以降に役立つことになります。
ガソリンも補充し、そこから更に2時間弱の旅。
途中でスバルやニッパツの北米工場を通過ながら、24時すぎ、ついにインディアナポリス空港へ到着！！！！
当初の予定からは大幅に遅れはしましたが、無事到着したからオールOKです。おじさんには感謝してもしきれません。

ここまで一緒に移動した方々はホテルがダウンタウンだったので、各自また別のUberを呼び、ホテルへ向かいました。なお、我々は空港からのシャトルバスがあるはずだったんですが、普通に終了してました。24時間って書いてた気がしたんだが……
仕方ないので我々もUberでホテルまで移動。お次はアコードでした。
この時の兄ちゃんが明るい人で、M氏のアカウントのひらがなに興味を示したり、安倍元首相の話をしたり、疲れきっていたわれわれに少し元気をくれました。ありがとうアコードの兄ちゃん。

無事ホテルに到着しチェックイン。
ここでカードキー何枚いる？2枚？って聞かれたときに、1枚でいいよ、俺鍵無くすの得意だから！って言ったらウケました。なら1枚にしとくね！って言ってました。日本での鉄板ネタは海外でもウケることがわかって嬉しかったです。

結局部屋に入ったのは25時。そこからシャワー浴びて寝たのは2時前くらいでしょうか。
初日から怒涛の展開でしたが、無事ホテルについたのでALL OK!
明日からはついにレース観戦！！
初日の濃さに翌日以降への不安を残しつつ、ベッドに入って一瞬で気絶したのでした。

今回、乗り継ぎができないとなった時点で、選択肢として色々な可能性が思いつき落ち着いて行動できたのは、事前にこういう状況をシミュレータションしていたからにほかなりません。結局、何事もどれだけ事前に準備できていたかが鍵になりますね。

とはいえ、予定外の大出費にはなったので、Uber代としてみんな記事買ってください！！！！！！！！！100人買ってくれないとM氏と二人分になりませんけどね！！！！！！！たけえよ！！！！

次回からは量が増えるので前後編予定！お楽しみに！