【ショートノート】俯瞰で自分を評価する

自己評価と他者評価のギャップに苦しんでいる人をよく見かけます。私の周りには自己評価>他者評価、自己評価<他者評価、その両パターンいます。
どっちのタイプの方も、傍から見ていても生きるのしんどそうだなと思います。
なので、感情がないとか理論偏重とか言われがちなたくさふ流、自己評価と他者評価のギャップに苦しまないための術について短めに一つ。
上手く折り合いをつけている人はきっとその人なりの方法論があると思います。今回はたくさふ流の中の一つをご紹介。

自己評価が高いパターン。俺はこれだけやってるのに認めてもらえない!会社が(上司が、社会が)悪い!このようなタイプは、周りは見る目がない!と承認欲求が満たされず、悶々としてしまいます。不満の対象が周辺人物なので、人間関係がうまくいくはずもなく、更なる悪循環という図式も見られる。
次に自己評価が低いパターン。俺なんてなんの仕事もできないダメ人間だ!と思い込み、自分を追い詰め自分を縛る。このようなタイプは、周りからの評価や励ましも同情と思い込み聞き入れず、そのうち腫れ物扱いになり孤立してしまうというのが行き着く先。

人間、大なり小なり評価ギャップを感じることがあるはずだけど、いかにしてその段差を小さくするか。とっても簡単。
自分の成果を全部書き出しましょう。小さいことから大きいことまで全部。いっぱいやってるつもりだったけど、実は成果はおもったよりなかった。全然できてないと思ってたけど、成果たくさん出してた。よくある話です。
人間は簡単に過去を捏造してストーリーを作り出すので、気がついたら事実と乖離してるということが頻繁に起こります。
なので、月一回、その期間に自分がやったことを全て書き出して見える化する。それが会社にとってどのような利益につながるかを明確化してみる。
可能であれば、キャリアの近い人の同じ期間での成果と比較して相対的な立ち位置をしっかり把握する。そうすることで、次の1ヶ月で自分がすべきことが見えてきます。
また、どの立場の人が自分を評価しているのかを把握しておくことも重要です。当然、自分より離れた上の立場へ行けば行くほど成果は届きにくくなります。評価が欲しいのであれば、今の自分の成果がどこまで届いているのかをしっかりと理解した上で、そこより上へどうやって成果を届かせるのか考えないといけません。

数字は嘘をつきません。自分の成果を数値化し、常に俯瞰で立ち位置を把握する。そうすれば自分に対して過度な期待を持つことも過度な失望を持つこともなくなります。淡々と自分の今置かれた場所でやるべきことをやり続ける。それを続けられるかどうか、です。

数値化した、周りよりも成果も残している。だけど評価されていない。という場合。おそらく成果の伝え方に問題のある可能性が大です。会社という組織の中で、自分の成果をどう伝える?という点に関しては、そこ単体というよりも、上司、部下、同僚と普段からのコミュニケーションをどう行っているかに依存してくるのでまた機会があれば。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?