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格段に成長できる「目標志向」のススメ

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
漫画大好きっ子37歳。ナンバーナインの小林です。

突然ですが、皆さんは仕事をする上で何かしらの「目標」を設定していますか?

営業メンバーだと月のノルマだったり売上目標などがあるので特別わかりやすいのですが、営業メンバー以外の職種も日々仕事をする上で何かしらの「目標」があるかと思います。

僕はストレングス・ファインダーの5つの強みが「目標志向」「達成欲」「競争性」「最上志向」「自我」という生粋の経営者タイプの人間なのですが、自分の強みに「目標志向」があるからという訳ではなく、仕事をする上で正しい目標を設定する重要性を非常に感じています。

もっというと正しい目標設定をすることで人は格段に成長することができます。

では「正しい目標」とは何でしょう?
今回は僕が考える目標設定の仕方についてお話したいと思います。

正しい目標設定について

1、まずは目指すべき「ゴール」をしっかり決めること

例えば月のノルマだったり売上目標などに関しては、数字目標としては間違いありませんが、正しい目標とは言えません。

僕が考える正しい目標とは「目指すべきゴール」を決めることです。

つまり最終的に「何になりたいのか?」「 何をやりたいのか?」 といった将来のゴールを正しく認識する必要があります。

ゴール=夢と置き換えても良いです。
まず最初に夢を決める。そこからすべては始まります。

そして目指すべきゴールから逆算してやらなくちゃいけないことを決める。

これが僕が考える正しい目標設定です。

2、逆算から考えるロードマップについて

最終的に目指したいゴールを決めた後に必要なことは、その目標に対して「何が足りていないのか?」「時間はどれくらいかかるのか?」という2つの要素を考えることです。

「何が足りていないのか?」という問題は経営資源について考えることに繋がります。つまりヒト・モノ・カネ・情報です。

企業経営をするうえで役立つ要素や能力を経営資源と呼びます。なかでもヒト、モノ、カネ、情報は「4大経営資源」といわれています。

4つの経営資源のうち、モノとカネと情報については、ヒトが活用することによってはじめて資源となることから、最も重要な経営資源は「ヒト」だと考えられます。どんなに機械化が進もうと、どんな最先端の設備や機器が揃えられようとも、少なくともスタートボタンを押すなど、操作するヒトがいないことにはモノは意味をなしません。優秀な人材を確保できるかどうかは企業経営を大きく左右する重大事です。それだけに企業の成長はもちろん、事業継続においてもヒトを大切にすることは非常に重要になってきます。

「モノ」には製品もあれば、製品づくりに活用される機器類もあります。また、自然災害などに備えるという点では、自家発電装置、排水ポンプ、火災報知器、スプリンクラー、止水板、制震・免震装置なども大切な経営資源です。

「カネ」は経営資金。資金に事欠く状態だと、優秀な人材の確保も、施設・設備の整備も思うにまかせません。必要な資金を調達し、目的達成に必要なところに適切に投資を行うことが重要です。

「情報」は、ITが発達したことで経営資源としての重要性が注目されるようになりました。企業が持つノウハウ、顧客データのほか、地域やコミュニティとのつながりなど、無形の資産も多分に含まれます。ビッグデータを分析・活用し、一見無関係に見える情報を関連付け、経営に資する情報とするなど、扱い方次第で情報の価値はどんどん増します。契約書には多くの場合、情報の取り扱いに関する一項が入っているように、情報は非常に重要な経営資源です。

ヒト・モノ・カネ・情報として計画を立てる 」より引用

また、「時間はどれくらいかかるのか?」という問題は、目指すべきゴールを達成させる為に必要なスピード感を設定することに繋がります。

こうやって分解して考えると、正しい目標設定をするということは自分という会社を経営するということに似ています。

事業計画を作る様に、自分の目標に対する達成計画(ロードマップ)を制作するのです!

3、株式会社自分の経営者になる

社長同士の会食などで経営の悩みや相談に乗っていると、高確率で出てくるのが「もっとメンバーに経営者目線を持ってもらいたい」といった話です。

「会社の中に経営者を増やしたい」これはすべての社長が思っていることではないでしょうか?

それくらい正しい目標設定を行い、目標達成に向けて努力するということは大切ですし、それをきちんと体現できている人は少ないです。

たったそれだけ? と思うかもしれません。

でも「目標(ゴール)を決める」「目標(ゴール)までの道筋と時間を決める」「決めた道筋をしっかり進む為に旗を振る」ということ以上に必要な社長の仕事はありません。「戦略」「作戦」「戦術」の前にまず目標。すべては目標ありきで動いていくべきなのです。

だから正しい目標設定を行い、それを実行するということは株式会社自分の経営者になるということと同意義なのです。

Studio No.9の目標について

「正しい目標を決めて、その目標に対して必要な行動を行う。」言葉にすると簡単ですが、具体的にどの様なロードマップになるかイメージできない方もいると思います。

そのため、今回はギルド型WEBTOON制作スタジオ「Studio No.9」の目標を例に具体的なロードマップを説明したいと思います。

Studio No.9の目標(目指すべきゴール)は「日本一のWEBTOON制作スタジオになる!」ということです。

はい、夢はでっかく北海道! このように目標(目指すべきゴール)は具体的でなくても大丈夫です。もっというと会社のミッションのようにある程度抽象的な目標の方が良いかもしれません。

大事なことは現時点で達成することが困難な目標かどうかです。正しい目標設定をするためには、現時点で実現可能な目標よりも現時点で実現不可能な目標の方が良いです。「どうやって目標を達成させるのか?」をとことん考えることで人は成長するのです。

そして目標が決まったら、あとは逆算していくだけです。

目標:日本一のWEBTOON制作スタジオになる!

① 「ヒト」のロードマップ例

→日本一のWEBTOON制作スタジオに必要な要素とは?
 →様々な要素はあるが、月額売上1億円以上のオリジナル作品が欲しい。

→月額1億円以上の売上があるオリジナル作品を作るにはどうすれば良いか?
 →最低でも年間に10本以上のオリジナル作品を発表したい

→年間に10本以上のWEBTOONを作るために必要なメンバー数は?
 →1作品5人(原作・ネーム・線画・着色・背景)として50人以上。

→50人以上の制作メンバーを集めるためにはどうすれば良いか?
 →社内に50人以上の制作メンバーを常駐させるのは現実的に難しいので、ギルド型の制作スタジオを目指す。

→ギルド型の制作スタジオを立ち上げる為に必要な人材は誰か?
 →漫画の編集だけではなく、ディレクション能力が高いメンバー

最初にやるべきこと:WEBTOON編集メンバーの採用(ディレクション能力重視)

② 「カネ」のロードマップ例

→日本一のWEBTOON制作スタジオの定義とは?
 →様々な定義はあるが、月額売上1億円以上のオリジナル作品を作る。

→月額1億円以上の売上があるオリジナル作品を作るにはどうすれば良いか?
 →様々な要素はあるが、最低でも100〜150話の話数が必要。

→100〜150話の話数を作るために必要な時間は?
 →週間連載したとしても2〜3年は必要。

→2〜3年の連載を続けられる体制をつくるにはどうすれば良いか?
 →仮に年間予算を1億円した場合、2〜3億円必要。

→2〜3億円の資金をどうやって集めるのか?
 →第三者割当増資にて資金調達を行う。

→第三者割当増資を進める為に必要な物は何か?
 →制作実績(ポートフォリオ)と制作ラインの拡張性

最初にやるべきこと:クオリティの高いオリジナル作品の制作と拡張性のある制作体制構築

ロードマップはひとつだけじゃない!

上記のロードマップ案はあくまでひとつの例であり、実際には「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」のそれぞれの要素によって何十パターンも検討します。

そもそも最初の定義の時点で何パターンも検討します。そして生まれる定義によってそれぞれ必要な「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を洗い出します。

大切なことは抽象的な目標を具体的なファーストアクション(やるべき行動)に落とし込むことです。

そしてファーストアクションが決まったらあとはやるだけです。一歩一歩着実に、やるべき事をリストアップし、期限を決めて対応します。

この工程を繰り返すことが成長に繋がり、成長は僕たちに栄光を与えてくれるのです。

これがミライを創る「目標志向」です。

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