繊細で、脆くて、傷つきやすい。ケアし、ケアされ。
写真は山梨に家族で旅行に行った時にみつけた可愛い植物です。好き。
こどもと関わるバイトを二つしています。今日はそこでの気づきや学びをゆるりと書いていきます。
繊細で、脆くて、傷つきやすい
僕からみたら、他愛ないことで、泣く。けんかする。
レゴのブロックひとつの取り合いで、泣く。けんかする。
おやつの時の席を決めるので、泣く。けんかする。
遊びで、やりたかった役割が出来なくて、泣く。けんかする。
そんなこどもたちが可愛くて、愛おしい。
今日もこどもたちと関わりながらたくさんの気づきと学びがありました。
散歩をするとき、握る手はとても小さい。傷つけないように、優しく、繊細に、丁寧に手をつなぐ。
こどもは、繊細で、脆くて、傷つきやすい。
繊細なものを扱うには柔らかな心と誠実さと謙虚さが必要。
でも、待ってよ。おとなだって同じだ。
おとなは、繊細で、脆くて、傷つきやすい。
ちなみに?ぼくはすっごい弱くて繊細で、脆くて、傷つきやすい自信があります笑。
おとなだって同じはずなのに、僕たちはおとなになるあいだのどこかで忘れてしまった。友人に、大切な人に、家族に、まちで出会った人に、SNS上の書き込みに、僕はどんな言葉を使っているか。ひとは繊細で、脆くて、傷つきやすいことを忘れたくない。
(常に気を使って生きるなんて無理なんだけどね笑。ほどほどに意識はしていたい。)
どんなに立派な肩書を持っていたって、複雑な計算が出来たって、できることがたくさんあったって、筋肉がむきむきだって、スポーツができたって、起業して成功していたって、お金を持っていたって、友達がたくさんいたって、大統領だって、偉人だって、有名人だって、どこかに弱さがある。
ケアし、ケアされ
バイトをしながら、ぼくが支えているのか、支援しているのか、ぼくが支えられているのか、支援されているのか、わからなくなる。ケアし、ケアされている。ケアが滲んで、漂って、浮かんで、土になっている。水になっている。雲になっている。僕にとっても居場所になってて、すごくすごく助かってます。
あだ名が増えました。笑
たくま、たくまくん、たくま先生、たくあん、あくま、くまもん、たくちゃん、くま、たくまん。などなど。たくあんが大人気。
友人がとても素敵な記事を書いていた。
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ぼくが彼ら、彼女らに関われるのは彼ら、彼女らの人生のほんの一部で、できることなんてたかが知れている。それでも、それでも、今目の前にいるこどもひとりひとりと真っすぐ向き合いたいし、素敵な背中を見せられるひとでありたいと思う。
学校でのいじられ、いじめ、幼少期の意識・無意識の記憶。トラウマ等から
僕は愛されるに値しない、価値のない人間なんだ。無償の愛なんてない、全部条件付きの愛だ。ってずーっと無意識に思っていた。
自己肯定感が低く、自分を卑下していた。自分のことを否定していた。自分を愛することが出来なかった。生きていて安心感がなかった。
人から認められたい、評価されたい、愛されたい。成果・結果を出したら、優等生でいたら人は認めてくれるかも。愛してくれるかも。
無意識のうちに三つのねばねばを身に着けていた。
頑張らねばならない。
価値を出さねばならない。
優等生でいなければならない。
そんなぼくが海士町でこどもたちとたっくさん遊んで、愛を受け取って、生きる力を取り戻した。彼ら、彼女らは元気をくれる。明日を生きるパワーをくれる。無邪気さ、素直さ、感情の大切さを教えてくれる。原点を思い出させてくれる。身体全身で表現して、大切なことを伝えてくれる。
「ねえねえ、みてみて!!」
彼ら、彼女らから貰ったパワーで動けている。ありがとう。
こどもは可能性を秘めている。
今関わっているこどもたちが輝ける、生きやすい未来を、社会を、世界を仲間達ともに創っていきたい。この世界には不条理なことがたくさんあって、なみだが出るほど悲しいこともある。僕にできることなんてたかが知れている。それでもまず、僕は自分の足元から照らしていける光になりたい。
”勇者とは勇敢なもののことではなく、人に勇気を与えるもののことだ”
尊敬する医師の鈴木裕介さんから学んだ言葉。
何もできなくたっていい。あなたが今ここで生きていることが素敵だよ。今日もおつかれさま。明日も素敵な一日になりますように。
ひとりじゃできないことも、みんなでならきっと。みなさん、本当にいつもありがとうございます。
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友人が赤ちゃん化プロジェクトをしていた。やってみたい。赤ちゃんは最も弱くて、最も強い。
ひとと自然、ひとと文化、ひとと社会、ひとと人を結びなおす、つなぎなおす、ゆるめる、ほどく、豊かな幸せな関係をみんなで創っていく事業に使わせていただきます!