ショウヘイヘイは小学校から登校拒否だ。

ほとんど毎日1人部屋にいて責められもしない安堵もしたが、次第に苦しみも強くもなっていく。期間は約7年。

私の姉は全然違い、活発で舞台やミュージカルそういったスポットライトを浴びていた。

姉の根性、執念には同じ家にいて尊敬と同時に感服する程である。

私は母と共に姉のステージを毎日見に行った。
母は周りのお母さん(クソババア)達にイジメめにあった事を知ったのは随分先になる。

裏方のスタッフ。舞台俳優さんとも、タイミング見計らってサインや 一緒に写真を撮ってもらった。
とても格好いい。
私自身は学校も行ってないのである。

あの方達は私のヒーローであった。

今は亡き
喜劇役者　由利 徹さんが打ち上げの時に私に一言言葉を頂いた。
「俳優、裏方さんになっちゃいなよ」

私は役者さんやスタッフさんの目が一点に注がれ、リアクションは勿論取れずフリーズしたが、

心の中ではとても嬉しかった記憶がある。

そして まもなく 私は 中、高と卒業し
ダンサー、役者を経て
裏方に従事する事になった。

その時には発達障害であると精神科医に告げられていたがその時は
「発達障害？パーソナリティー障害？」
受け入れる事は出来なかった。
しかし20代の自分で若さ故の「勢い」もあり修羅場現場も経験させていただいたが
しかし心のキャパは既に遥かに越えていた。

本日もお読みくださり誠にありがとうございます。