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元親友の結婚式に行かなかった

2年前、高校の頃に仲の良かった友人の結婚式に行かなかった。

すごくいいやつで愛されキャラだったそいつは、24歳の若さで結婚することを選んだ。

結婚式に誘われた時はもちろん行きたかったし、楽しみにしていた。
久しぶりに再開するチャンスでもあった。

何より、友人の晴れ舞台に触れる最後の機会かもしれなかった。

でも最終的に行かない選択をした。それを今でも後悔している。

◇◇

行かない選択をしたきっかけは、ほんの些細なことだった。

ただLINEの文章がそっけないと感じただけ。

コピペしたんだろうなと分かる招待文が送られてきて、悲しくなってしまった。

個人宛に「来てくれたら嬉しい」と一言でも添えられていたら、必ず行っていたと思う。

それからはいろんな言い訳をくっつけて、行かない理由を作った。

・結婚式の会場がかなり遠方だったこと。

・当時仕事が忙しく、少し余裕がなかったこと。

・言い訳を考えている時点で、心から祝いたいという気持ちがなくなってしまっていることに気づいたこと。

個人的に、最後の理由が決定的だった。

◇◇

あれからその友人とは一回も連絡をとっていない。

高校の時は親友だと思っていた。くだらない話をたくさんしたし、楽しかった。

大学進学を機に疎遠になり、会うこともめっきり減ってしまった。

正直とても会いたい。会って思いっきり祝いたい。でも連絡する勇気がもてなくなってきている。

それでもいつか、その友人と笑い話にできたらいいなと願っている。

サポートを頂けたら泣いて喜ぶし、その感動をnoteで書きなぐります。