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インドでは小売DXが1周早く始まってるっぽい


こんにちは!

本日は表題の通り、「インドでは小売DXが1周早く始まってるっぽい」というテーマで記事を書きたいと思います。

Ⅰ 「小売再生」を読んだ感想

先日、「小売再生リアル店舗はメディアになる」という本を読んだ時に 記載されてる内容が小売業界の近未来の内容であって、今今起こることではないので、イメージすることが難しかった、と私自身の感想として記しました。

特に前述のnoteの記事で取り上げた部分だと、「ARを利用した購買体験が当たり前になる」みたいな筆者の主張に対し、私自身は「早くても3〜4年後の話ではないか」と考えていましたが、意外とそうでもなく、すぐそこにARを活用した購買体験がきてるっぽいという話を次項でしたいと思います。

Ⅱ インド最大のアイウェア企業 Lenskart

昨年、OWNDAYSと経営統合したインド最大のアイウェア企業のLenskartへの取材がYoutube上でアップロードされていたので、ぜひ興味があればみなさんも見てください。

動画で見ていただいた方がわかりやすいのですが、下記がLenskartのアプリをインストールしてできることらしいです。

このようにアプリで試着みたいな形で試して、色とかサイズも測ることができて、気に入った製品を保存しておけば、来店した際にアプリと同期させてその商品を呼び出すことができるとのこと。

もちろんネット上で購入までしていただくこともできるとは思いますが、「小売再生リアル店舗はメディアになる」の本の中に書いてあることとしては、リアルでしか体験できない価値があるので、アプリで試着して良いものを見つけたことがきっかけで来店をする、というスパイラルを回すことができるのでARを用いた購買体験や試着体験には大きな需要があるのではないか、と思いました。

3 Lenslart 社長から日本への提言

日本は各分野でデジタル化で遅れているらしい。
私は前職がDiDiという会社で 日本では配車タクシーとフードデリバリーの事業を展開していた。
DiDiが至らなかった部分もたくさんあったとは思うが、配車タクシーも苦戦して、フードデリバリーも事業撤退に追い込まれた理由としては、そもそもの日本人のテクノロジーに対するリテラシーが低すぎる問題もあったと思います。

それこそ私が以前、2年間住んでたベトナムのホーチミンでも 配車タクシーもフードデリバリーも当たり前にみんな使っていましたので、このLenskart社長が言っている「デジタル化に関して、日本は発展途上国より遅れている」は正しいと思います。

今回のLenskartの取材や「小売再生」の読書で感じたこととしては、インプットする際は日本の情報だけではなく、海外の情報も多少は関心を持っておかないと知識が偏ってしまうと感じたので、今後はインプットする情報を選ぶ際に意識していこうと思います。

本日は以上です。

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