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南岳と連泊登山のすすめ

とりあえずYAMAP

下山後のストーリーっておつかれ山と下山ヌの派閥がありますよね。

メンバーはサークルの後輩の@s.o.u_photoと写真を通じて友達になった
@ryo_films。サムネの画像もryo君撮影です(感謝)。
ryoくんのInstagram

https://www.instagram.com/ryo_films/

南岳から見る北穂高に憧れ、なんとしてもその姿を撮影すべく南岳で2泊する日程にしました。

1日目(上高地~南岳)

相も変わらず激混みの沢渡バスターミナルから始発バスで上高地に向かいます。
登山届を書いて登山開始。1日で南岳に到着する必要があったので(約20km,1800m up)かなりのハイペースで横尾まで駆け抜けました。

横尾大橋
今回はここを素通りして槍ヶ岳方面へ。

そういえば横尾って水の補給地ってイメージしかないんですけど、名物とかあるんですかね。

横尾~槍ヶ岳ロッジ~ババ平キャンプ場あたりで僕の股関節が痛み出し、暗雲立ちこめる登山に、、
幸い三脚を入れる場所を変えたら治りました。
(Leofoto325C+LH-40は重すぎる、、)

大曲からは一気に標高を稼ぎます。槍ヶ岳への登山道で槍が見えないのどうなんでしょう()

槍ヶ岳はここをまっすぐ。今回は天狗原から南岳を目指します。

撮影スポットとして有名な天狗池に到着しました。山中に突如現れる池は秘境感満載です。

天狗池にて

天狗池を越えると本格的な山岳エリアになります。
三点支持をしつつ慎重に登っていきます。

普通に歩くよりこういう道の方が好き

個人的にはだらだら標高を稼ぐより、鎖や梯で一気に標高を稼ぎたいと思っているので、すごく楽しかったです。アドレナリンどばどばでした。

鎖場2ヶ所と梯2本を超えるとすぐ稜線につきます。そのころには雲に飲み込まれてしまいました。

南岳山頂。

全員へとへとで記念撮影すらしませんでした。

これが虚無

表情も限界ですね。

受付を済ませテントを設営。学割のおかげで1泊1000円でした!!
コーラを飲んで山小屋に向かいます。

南岳小屋の売店。3000mにあるとは思えないほど良心的な価格でした。

その日は夜中まで天気が悪いとのことだったので、山岳雑誌や写真集を読みあさりました。

2日目(南岳周辺を散歩)

夜中2時にテントを這い出ると満天の星空。山の上でみる星空は何度見ても感動します。
1人で山頂に寝っ転がってjupitarを聴いていました。

日の出が近づくと共に少しずつ北穂高や周辺の山の様相が明らかになっていきました。

常念方面
憧れの北穂!前穂高や奥穂高もしっかり見えました。

朝焼けの撮影を終えて、一眠りします。他の登山者はほとんどが次の山or下山のなか僕らだけすごくゆったりしてました。

世界一美味い

寝袋から這い出て、早めの昼ご飯です。

夕景にむけてロケハンをすることに。

南岳新道方面より

南岳山頂から槍ヶ岳がどんな風に見えるのか確かめたかったのですが、雲が立ちこめてきたので、断念。
夕方晴れることを信じて各々三脚をセッティングしました。


夕景

突如太陽の光が差し込んだかと思うと、一気に遠くの山まで景色が開けました。多くの登山者もテントから出てスマホで写真を撮っています。


夕焼けが終わるとまた雲が立ちこめてきたので、撮影を終了。翌朝は天狗池で撮影をすることに決め早々に床につきます。

3日目(天狗池~下山)

夜中2時に起床。満天の星空の下撤収作業を開始しました。
南岳から天狗方面の分岐までの稜線歩きは至福の時間でした。

落ちたらタダでは済まないが暗いから平気
ナイトハイクかなり楽しい

殺生ヒュッテ〜槍ヶ岳山荘の光

山に僕らしかいない全能感や多幸感。
遠くの山の光に勇気をもらう安心感。
色んな気持ちが混ざり合ってまとめると最高です。


登山3年目で一番赤いモルゲンロートでした。
鋭意レタッチ中です。

そこからは長い長い下り坂。
下りだけならいいんですけどね。槍ヶ岳ロッジからずっと平坦道。。。長すぎる。
膝と足の裏が限界でした笑
膝に抱えた爆弾が爆発する前にいっぱい登りたいです・

上高地来るたびに梓川を活用した荷運び事業したら儲かるだろなって想像してます。

ライブカメラのスクショ。
清潔な観光客に紛れる登山者。
バスターミナルは相変わらずの激混み
定番の山賊焼!

初の連泊登山でハードかつゆるふわな山行でした。
秋山に変わりゆく気候の中、涼しい風に吹かれてゆっくりコーヒーを飲む時間や、友人と語らうひと時を味わえて最高でしたね。
疲労を残さず下山できるのも高ポイント。

次は北穂高岳。前回は雲の中だったのでリベンジです!

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