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ハント症候群という顔面神経麻痺にかかりました



ラムゼイ・ハント症候群は、ヘルペスウイルスの一種である水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされ、顔面神経麻痺を主な症状とする疾患です。ハント症候群とも呼ばれます。顔面神経麻痺の中ではベル麻痺に次いで多く、全体の約20%強を占めます。ラムゼイ・ハント症候群はベル麻痺に比べて治りづらく、後遺症が残りやすいとされています。

https://doctorsfile.jp/medication/567/

ある日突然

最初の異変は、シャワー浴びたときに気づきました。
左目だけめっちゃお湯入る。
気のせいかと思ったけど明日は友人とBBQだったのでそのままにしました。
何かの気のせいと自分に言い聞かせましたが、翌朝も変わらなかったので、これはやばいと思い耳鼻科へ。
そのころには左目だけでなく、口も開けづらく、ご飯もゆっくりじゃないと食べられない、歯磨きでくちをゆすぐとき、口から水がピューと出るなどの状態でした。

今思うと一週間前から異変はありました。
左耳が痛くて耳鼻科に行きましたが、特段悪いところはありませんでした。しかし、お医者さんは来週も必ず診察にくるよう念をおされました。おそらく何か異変の可能性を察知していたかもしれませんね。

で、招待状を書いてもらい大学病院へいき、末梢神経障害からくる神経麻痺、これは入院ですねと言われ、その日のうちに入院しました。
人生初の入院はいきなり始まりました。

その日のうちに入院したが

特に手術とかするわけではないので、一日一回の点滴くらいでずっとベッドでゴロゴロ、院内をウロウロしてました。
正直身体は元気なんですよね。
気になるのが仕事。入社してまだ三ヶ月だったので迷惑をかけてしまいましたが、治療に専念させてもらいました。
病院のご飯は僕の口に合わず・・・1階のコンビニでお菓子やデザートを食べるのが唯一の癒やしでした。
集団部屋なのでちょっとうるさいときもありましたが、途中で慣れました。
ほぼ寝たきりの方とかいて、やはり世の中で一番大事なのは健康なんだなとしみじみ痛感しました。

後遺症があるかも

ハント症候群は治るまで時間がかかり、また後遺症が残りやすい病気らしく、顔面麻痺が治らないケースもあるそうです。
僕の場合は軽中傷度で、軽くはなかったので、正直微妙かもしれません。
現在退院して3日ほど。麻痺は少し軽減したけど、まだ残っている状態です。
もう元に戻らない恐怖が続いています。
今思うと転職したばかりなので、色々疲れやストレスがあったのかもしれません。

表情て大事

顔面麻痺になるとまず、まばたきをしなくなるらしく、左目だけかすんでしまい、視力がめっちゃ下がります。
病院で目薬をもらいましたが、そもそも目が閉じられないのでさしにくい・・・。
一番目立つのが、笑うと変顔になることです。
片方は笑っているのに、もう片方は真顔・・・。そりゃ変ですよね。
なので面白いことがあっても表情に気を取られてしまい、面白さ半減します。
ずっとこのままなのかなと思うと、悲しみでいっぱいになる日も(;;)

みんなの反応がよかった

こうなったらネタにするか
治るのが数ヶ月はかかるそうなので、いっそのこと周りの人に言いまくってたらなんか気が楽になりました笑
普段と変わらないよ、そんなにヘンじゃないよ、無理しないでねの言葉に救われました。

受け入れる心持ちで

近く顔面神経の検査をして、どれくらい治るか結果がでます。
正直怖いけど、治らなかったらそれも自分の個性だと受け入れる気持ちになりたいです。


サポートしていただけたら、喜んで泣きます。