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制約をもうけることが想像力を生む。


二年間続けて行きたことがあります。

朝渋の撮影。

イベント、特に対談イベントの撮影がめっちゃ得意なんですけれど、それは朝渋の撮影を二年続けてきたからです。

気づけば二年。

トークをやっている人には近づけないから、この回の前までは、70−200mmという巨大なレンズで撮影していました。

後ろからの広い絵は35 mmで。
よりは50mmで。

いつしか、カメラマンならではの画角、で決めていました。


でも、ふと昨日50mmだけで撮ってみようと思って。

いつもと違う画角からその制約だけで世界をみて、撮影したらどうなるのか。50mmだけで撮る写真をトリミングするのはできるのか。

何回か作品撮りをしていて、それは可能だとわかってて。

だからこそ、ちょっとチャレンジをしようと思い、いつもと違う画角で撮影しました。

結果的に、レンズを変える手間もなく、動きやすいサイズ感で撮影ができる。いままで見えてなかった世界の写し方、がなんだか見えた気がして。

制限すると想像力を生む。はたまた、いつもの行為が制限だったのではという認識。

それは50mmだけという道具を制限すると、こんな撮り方ができる。こんなレタッチができる、と想像力を生む。

逆に言えば、1は1。という考え方しかなかったということです。

70−200mmでしか撮れないという考え方の元、遠くのものはこう撮るべしという考えがありました。けれどそれは、実は頭を制限していたということだったのかも。

これはこれではなく、これしかないけど、どうにか突破しよう、という考え方がめちゃくちゃ大事なはずで。

なんだか大切なことを思い出した気がします。



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