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下田の龍宮窟へ

過日、下田の龍宮窟に行ってきました。
見下ろすとハート型に見えるということで、すでに多くの方がSNSなどに画像をアップしている「インスタ映えスポット」のようですが、世情に疎いため、その辺のことはほとんど知りませんでした。では何で知ったのかと言えば、たまたまyoutube で観たかなり昔の2時間ドラマ「鱶女」が下田でロケを行っており、その中で無人島として登場する場所がどうやら龍宮窟らしいとわかり、その独特の地形に興味が沸いて、物見遊山で出かけてきた、というわけです(下の動画を再生すると該当の場面が出ます)。


出発地は伊豆急下田駅
このバスに乗っていきます
龍宮窟まで17分
バス停を降りるとすぐ前が白砂の海岸
この鳥居型看板のところを下りていきます

波が海岸にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。
田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径40~50メートルほどの天窓が開いたものです。龍宮窟の天窓は伊豆の各地にあるものの中でも最大級であり、道路沿いの入口から洞窟を通って天窓の下に立つこともできます。洞窟の壁には、海底火山から噴出した黄褐色の火山れきが美しく層をなし、天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが神秘的な場所です。

伊豆半島ジオパーク 龍宮窟の紹介ページより
この階段を下りきると…
いきなり眼前に拡がるこの光景
遠い島影も見えます
岩肌はかなり侵食が進み…
苔が蒸し、岩の隙間からは水滴が垂れていました
写真を撮っている間にも水が滴り、首筋にひんやりした感覚が…
目いっぱい下がって撮ってもこれが限界。洞窟全体を入れ込むには魚眼レンズが必要な感じ
龍宮の名にちなんで? 龍の謎マーク
やや上からの展望
洞窟の上にある龍王社
これが噂のハートの形。いかがでしょうか?
こちら(やや右の窪み)にもハートマーク?
利島と鵜渡根島が海の彼方に
こちらは神子元島
すぐ隣りにはサンドスキー場が
早春の花スイセンが咲き誇る
奇岩好きの自分にはホクホクな光景
カラス天狗の横顔のような巨岩
帰りは人気のサフィール踊り子で
落ち着いた色調で快適な車内でした

12月の城ヶ島もそうでしたが、冬の海は、たしかに風は冷たいものの、なかなかに風情があるものですね。

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