【読書途中】『お金に頼らず生きたい君へ』を読んで。

服部文祥さんの田舎暮らし。
チラホラSNSで見かけたりして
いましたが、書籍になっている
とは知らず、図書館で見つけ
今ようやく読みました。

いくつかの章を拾い読みなので、
まだまだ読むところは多い
のですが、この書籍の題材である
自給自足生活、田舎の生活に関して。
私はカミさんが言ってた事が
頭から離れません。

「要するに服部さんのやってる
 事って、ウチの実家と変わんない。
 むしろ、家族の面倒、親戚付き合い、
 近所の付き合い、地域のしきたりとかを
 省いているから楽だよ。
 好き勝手やって楽しいとは思うけど。
 元々そこにいる人はそうは思わない
 って事だよ。不便がいい、なんてこと。」

カミさんは私が服部文祥さんが大好きで、
サバイバル登山の真似事をしていたのを
知っていますし、カミさん自身も
服部さんの本を良く読んでいます。
※二人でサイン会にも行ったくらい。
だから、何も知らずに発言している
わけではありません。

とはいえ、
カミさんの実家の暮らしを何度もみて、
というかお世話になりまくっている身
としては、カミさんの発言はその通り
だな、と思います。

過去にあちこちに行って、見て体験して、
その上で辿り着き、そこ以外でも
生きられる能力で、ある程度生活を
成り立たせられる人と、
そこに生まれた、そこしか知れず、
そこから出ていく事もままならなかった人。

後者を知るカミさん、
そのカミさんが見ていた・見ている
景色を知ったら、
手放しに「自給自足」「昔の暮らしが
近未来の暮らし」に賛同できないな、
と思うのが今のところの感想。

今後読み進めて、新たに
考えが浮かぶのかどうか、
楽しみです。


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