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8ヶ月で小説を書く②

拙者が5月に投稿したこんな記事をみなさん覚えているだろうか。

「1年で小説を書く」をテーマにした本を読みながら、自分も小説を書いてやろうと意を決した、「自分との約束記事」だ。文面からは、溢れ出る若い情熱がメラメラとしているのが分かる。スキは100を越えた。少なかれ応援してくれている人がいる。もう書くしかない。

8ヶ月で小説を書く宣言から5ヶ月が経った。残りは3ヶ月である。あれからどうなったのか。進捗経過を報告いたします。

全く書いてましぇーん!!

本?英語難しくて読んでましぇーん!!!

イェェェェェイ!!!!!!!!!!

ということです。お疲れ様でした。日本はオーストラリアと真逆で寒くなる頃ですね。お体に気をつけて冬にお備えください。ありがとうございました。






ここで終わると男が腐る。書くよ。俺書くよ。先生、小説が書きたいです。

まだ一行も書いてないけれど、実は小説にしたい題材はあるのだ。ズバリそれは「密漁」だ。最近読んだ本で、ナマコ密漁はヤクザの重要なしのぎになっていて、函館とかでは頻発していると書いてあった。彼らは見張り役をつけて夜な夜なダイビングをし、無許可でウニやナマコを捕るらしい。はっきり言って命懸けである。変死体が見つかることもあるとか。

ここで僕が切り取りたいのは、密漁をしているヤクザではなくそれを取り巻く人である。見張り役のヤクザもいいだろう。しかしもっと渋いところに目をつけたい。ダイビングをするとなるとダイビンググッズが必要になるだろう。スーツとかゴーグルは自分で準備できるとしても、酸素ボンベの手配はプロの手が必要になってくる。そう「ヤクザに酸素ボンベを貸しているダイビングショップのおじさん」がいてもおかしくないのだ。

そのおじさんを主人公にし、それ元にプロットを書き、とある映画コンペに企画を出したのだがあっけなく落とされてしまった。だからそれを小説として再現させようと思う。そのプロットは大幅に改稿するつもりだから、第一稿をここに載せておく。なにせ今回のテーマは「noteで報告しながら完成させること」だから。



簡単に言うと、知らぬ間にヤクザの密漁に加担してしまうダイビングショップのおじさんの話である。恋愛要素あり、生活のための葛藤もあり、手を加えればそれなりの話にはなると思うのだが、さてどうなるだろうか。

事実としてそのコンペでこの企画は通らなかったので、テコ入れの必要はあるということだ。僕が出そうとしているノベル大賞は締め切りが1月10日で、規定枚数が100枚から400枚と幅広い。仮に300枚のものを書くとしたら少なくとも1ヶ月半は欲しいところ。つまり11月末までにはプロットとか資料集めを終わらせておかなくてはならない。

ん、意外といけるかも。確かに小説は脚本と比べて書くのに時間がかかる。それでいてプロデューサーも演者もいない、誰が読むかも分からない、小説を書くことは限りなく個人的な作業なのだ。だからこそ書き手の腕が試される。小説ならどこへだって行けるし、細かいスポンサーの兼ね合いも気にしなくてすむ。書物というと、小説や脚本、詩、論文、コラム、コント、、、いろいろあるが、書き手としての腕が最大限に試されるのが小説だと思う。ごまかしが効かない。

ではキャラクターから考えていきたいと思います。次回はキャラクター編です。

サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。