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痛みの信頼性②(トレーナー、セラピスト向け)

前回の続きです^ ^

前回の記事はこちら➡︎ https://note.com/takuya8150/n/na0e3d8fc7c7d

さて、あくまで主観的な情報の痛みというものに対して、どのような強度でマッサージやストレッチなどの施術を行っていくのがよいのでしょうか?

そもそも正しい強度というのものが存在するのでしょうか???

結論から言うと

一律で正しい強度というものは存在しません^ ^

それもそのハズですよね

お客様一人一人の体の状態は勿論、その日のコンディション、痛みの感じ方、施術を受ける目的も全てバラバラ‥‥

ですのでこの場合、情報を1つ1つ拾い集めて総合的に判断していく事になります。以下に僕なりにポイントとなる点をあげているので、よろしければ参考程度に見ていただければと思います✨

〆施術を受ける目的
お客様がなぜマッサージやストレッチの施術を受けたいのか、という所ですね。当然お客様の目的によって施術の強度は変わってきます。

例えば、前屈が着くようになりたい、開脚をしたいなどの、可動域の向上が目的の場合、ある程度今のお客様の限界の可動域を越えてストレッチをしていく必要があります。なので当然強度は高くなりますし、関節などの可動域を上げて肩コリや腰痛対策などの体の改善を目的としている場合も同様となる場合が多いです。

逆にリラックスしたい、眠りたい、スポーツ前後のウォーミングアップやクールダウンの場合などはそこまでの強度は必要ない場合が多いです。

〆痛みの感じ方
前回の記事で痛みというのはあくまでお客様の【主観的な情報】という事にふれてきました。ただ、主観的な情報と言っても全く信用出来ない訳ではありません。
痛みの程度を聞くことで、どの位の強度でどの程度の痛みを感じるのかが把握できるので聞いておくと良いと思います。

例えば、施術者側の人間はそこまで強くやっていないつもりでも、お客様にとっては凄く痛かったという場合には、リラックスが目的の方には「強すぎる施術」という事になってしまいます。

〆運動習慣
ジムやヨガ等に通って体を動かす習慣のある方は、筋肉に負荷がかかる事に慣れていますが、全く運動習慣がない方などは体が慣れていない場合が多いので注意した方がいいかなと思います。

〆性別・年齢
個人差はありますが、例えば男性(特にアスリート)の場合は筋肉量が女性に比べると多い為、ストレッチの際は筋肉の反発が強くなります。なのでその反発分も考慮して強度を設定しておかないと、伸ばしているつもりでも実は伸びていない、という事になる事が多いです。

〆筋肉痛、揉み返し
マッサージやストレッチの揉み返し・筋肉痛は基本的に1日ないし2日程度までが許容範囲かと思います。もし施術後の筋肉痛や揉み返しが3日以上続いた場合は筋肉痛というよりは炎症に近くなるので、次回の施術で調整されるといいかなと思います。

その他既往歴や施術部位などによっても使い分ける必要が出てくるかと思いますが大まかにお伝えしました。参考になればと思います^ ^

暇だったら、3回目も少し、ある

かも?しれないです。笑

Adiós!!

Hasta la proxima!!


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